トリップ少女たちは知っての通りバカ

１０８　マジで? ページ13

貴方「でもま、また皆に会えて嬉しいな」
一恵「ね!まさか帰ってきたら居るなんてビックリしたわwwマジww」
千加「心臓に悪いねww」

三人がわいわい話しているのを見ていると屯所で過ごしていたときを思い出す

土方「お前らも変わり無さそうでよかった」
斎藤「そうですね」
平助「ひとまず元気そうで何よりだったぜ」

互いを思い合う心は未だに変わらずここにある

風間「お前らは俺も認めた人間だ。胸を張って生きることだな」
原田「相変わらず上から目線だな…」

それは仕方ないだろう 元々こういう人…いや、鬼なのだから

貴方「…ってかさ、皆はもう人とはなんかあんまり関わらないんでしょ?」
沖田「そうだね。生活最低限しか関わらないかな」
千加「なんで?」

千加は首をかしげ問う

土方「今回の戦で人間の汚い所をいやっつーくらい見たからな」

"もうそんなところは見たくねえんだ"と土方は言った 他の人達もそれを肯定するように頷く

平助「だからお前ら鬼みたいに山とか人目が気になんない所に住んでもいいなってな」

Aはその言葉を待っていたかのように急に笑顔になった

貴方「だったら私たちと共に暮らしましょう!?」
全員「…………は?」

今日で何回目の間抜けな声なのだろう…

貴方「だってさ?皆もうあんま人とかと関わらなくていいんでしょ?なら一緒に暮らして何か問題ある?」
全員「いや…」(-""-;)

そういうことじゃなくて…と言いたそうな顔をしている

千加「相変わらずあんたの発想には度肝抜かれるわ」
一恵「どうしたらそんな思考になるんだか…」

二人は苦笑いをする

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