第19話「うげげっ？！」 ページ21
空港に行くと罪木さんと澪田さん、西園寺さんだけが集まていた。呼び出されたのなら偶然だろうけど…っ…何かおかしい。
「あっ日向クンこっちだよ！」
日向君と七海さんが空港に入ってくると狛枝君はあとに続けた。
「本当なら九頭龍クンにも来てもらいたかったけどコテージから出てきてくれなくて。きっとボクが無能なせいだね…ゴメン」
九頭龍君は来ないと選択した……これはやっぱり…
「あれ？欠席したらモノクマに処刑されるんじゃなかったの？」
「ゴメン！あれは嘘なんだ」
「ふえっ？！ウソぉ？！」
「うげげっ！」
「わたし帰る！」
「帰るならボク達の要件が終わってからでいいかな？ね、日向クン？」
「………」
狛枝君とグルまがいの発言をされて返事をしかねてるのね……
でも日向君は予定通り私達に話しかけていった。
「……なあ彼岸、あのゲームやったか？」
「……やったわ」
「彼岸さんはあのゲームについてどう思った？」
「……私は多分G子よ。でも私がF男を殺すように誘導させたみたいよね……」
「……彼岸も小泉に誘われたのか？」
「えぇ、誘われたわ……私も小泉さんに確認したかったから行ったのよ」
「小泉さんと彼岸さんってどんな関係だったの？」
「みんなと同じよ。ちょっと会話したことあるだけ」
「……なるほどね、どうやら小泉さんもあのゲームをクリアしたみたいだね」
「どうしてそんなことがわかるんだよ」
「でなければこのメンバーにわざわざ声をかけたりしないでしょ。今のボク達と同じようにね」
「……」
「じゃあボクは調べたいこともあるし解散するよ」
そして、学級裁判の時間がやってきた。相変わらず自分じゃ犯人は分からなかった。
「トワイライトシンドローム殺人事件はノンフィクションのゲーム……
しかもその事件の登場人物はボクらの中にいるんだよ」
「わ、ワシらの中にじゃと？！」
「だから…まずはゲームの登場人物からはっきりさせていった方がいいと思うんだよね」
「あのゲームに出てきたおどおどした性格のA子は罪木。背が小さくて口が悪いB子は西園寺。ハイテンションな性格と独特の口調のC子は澪田。
いつもカメラを持っていたD子は小泉だったはずだ」
「わ、私がゲームに出てるなんて……！」
「背が小さくて口が悪いってわたしと全然違うじゃん！」
「それで…次はE子を飛ばしてF男とG子だね」
ーー
変な所で切って申し訳ないです。
2000pt超えありがとうございます！
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ぎん(プロフ) - 作者です。http://uranai.nosv.org/u.php/novel/tmei07013/ 編集出来なくなったので続編作りました。よろしければご覧下さい。 (2016年10月13日 23時) (
レス) id: 9181fd1acb (このIDを非表示/違反報告)
ぎん(プロフ) - 林檎さん» はじめまして！林檎さんの希望は微笑むとは限らない、密かにファンです笑コメント＆お褒めの言葉いただけて嬉しいです。こちらこそ応援させてください！！ (2016年9月12日 22時) (レス) id: 9181fd1acb (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - ぎんさん初めまして！お話の書き方とか展開の持っていき方とか尊敬するところが沢山です…！これからの展開が凄く楽しみです！更新頑張って下さい！ (2016年9月12日 13時) (レス) id: 580b9eeb44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎん | 作成日時：2016年9月6日 22時
