第17話「そういう事ね」 ページ18
私はゲーム機の前に立っていた。
もちろん、あのゲームをするため……
狛枝君に言われてその気になったのは…認めたくないけど、仕方がない。
そして私はゲーム機を構えた。
ゲームが動機になるどころか、私はそのゲーム自体クリア出来なかった。最後のごかいした……何かあるんだわ。
でも私は何も誤解なんかしてない。ゲームの通りしただけ……ゲームの通り……？
「……ゲームに従えばいいのよ」
そして私は５回下を押した。そうするとゲームは"真相編"へと変わった。
真相編は前の探索編で抜けていた1日目と3日目を補うものだった。
そして最後のエンドロールで私は目を疑った。
なんと、ここにいる人達の名前が記してあった。
……これに出てきた人達も事件も本当にあったものなんだわ……
本当に驚いたのはその次だった。
「スペシャルサンクス……ヒガン？！」
私の名前が入っていた。と言うことは最後にF男にE子を殺させようとしていたG子は…私？
ええと…確か……
E子「……アイツにD子に嫌がらせはやめてっていったら…次は私も標的にするとか言い出して……気づいたらあいつの首を絞めてたの……」
「でも起きても大変なことになると思って殺した……D子も私も悪くないんだよ…悪いのは全部あいつ！！」
G子「……ふーん、そういう事ね」
焼却炉
F男「…確かあいつE子って名前だったな……妹と一緒にいたって噂になってたやつ…」
G子「そこに捨ててある写真見てみたら？」
F男「…もしかして、ガラスの割れた音って…」
G子「何でもないこの写真、こそこそ処分するなんて、何かあるとしか思えないわね……」
F男「……俺の妹に何しやがったんだ！」
G子「殺した、なんてね……」
F男「ど、どういうことだよ…それ」
G子「よほど彼女を恨んでたみたいね……首を絞めてその上頭まで殴るなんて……」
F男「や、やめろぉ！」
G子「……私なら復讐しか考えられないわ…」
F男「……ぜってーに、許さねぇぞ！！」
G子が私なら話し方も似てるわ。でも、それなら私が殺人するように誘導したみたいじゃない……
私は……そんな記憶なんて……
「いやいや、これは本当にあったんだよ！」
「っモ、モノクマ！私の考えたこと…？！」
「エスパーだから！なんてね！
それよりクリアおめでとう、クリア特典はないけどね！」
「クリア特典……？」
モノクマはそれを最後にどこかへ行ってしまった。
深く考えても仕方がない。
私はコテージに戻ることにした。
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ぎん(プロフ) - 作者です。http://uranai.nosv.org/u.php/novel/tmei07013/ 編集出来なくなったので続編作りました。よろしければご覧下さい。 (2016年10月13日 23時) (
レス) id: 9181fd1acb (このIDを非表示/違反報告)
ぎん(プロフ) - 林檎さん» はじめまして！林檎さんの希望は微笑むとは限らない、密かにファンです笑コメント＆お褒めの言葉いただけて嬉しいです。こちらこそ応援させてください！！ (2016年9月12日 22時) (レス) id: 9181fd1acb (このIDを非表示/違反報告)
林檎(プロフ) - ぎんさん初めまして！お話の書き方とか展開の持っていき方とか尊敬するところが沢山です…！これからの展開が凄く楽しみです！更新頑張って下さい！ (2016年9月12日 13時) (レス) id: 580b9eeb44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぎん | 作成日時：2016年9月6日 22時
