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スピンオフ34 ページ34
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あーあ、なんやろこの虚無感。
隣ですやすやと幸せそうに寝てる沙織ちゃんを見てはあとため息をつく。
いい子、なんやなあ
こんなに僕を好きでいてくれて
でも、そんな沙織ちゃんを好きになれない自分が嫌になる。
何も考えないように、沙織ちゃんに背を向けそっと目を閉じた
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「ん…」
次目を開けたときは部屋に誰もいなかった
その代わりに携帯にまた連絡します、と沙織ちゃんからの連絡が1通入ってた。
ゆっくりと立ち上がり、シャワーを浴びコーヒーを飲む。
コーヒーの温かさに思わずため息がつく。
僕、なにやっとるんやろ…
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作者名：凛 | 作成日時：2017年7月23日 10時
