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様子がおかしい私 ページ28
お姉ちゃんと顔合わせるのはだいたい実家のリビング
だから外でお姉ちゃんと会うと、なんか変な感じがする
大人になってから、お姉ちゃんと遊びに行ったりご飯行ったりするなんてない
いや、お姉ちゃんが中学生になってから2人で居ることもあんまりなかった
最後に遊んだのはお互いがまだ小学生の時、下校する帰り道で寄った近所の公園くらい
そのくらい私たちの間には距離がある、一方的に壁を作ったのは紛れもなく私だけど
慶「さっき軽く頼んだけどいい？」
『うん、大丈夫』
さっきまでうるさく言い合いしてたから、急に黙り込む私を不思議そうな顔で見る増田
『どうしたの？お前』
私にしか聞こえないくらいの小声でそう聞いてきた
いつもと違う私の様子がおかしいと思ってるんだろうな
「何でもない」
『そう？』
パスタやピザなどおいしそうなイタリアン料理たちとそれらに合いそうな赤ワインが運ばれてきた
透明なグラスにワインを注ぎ、4人で乾杯した
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作者名：ななみ | 作成日時：2017年12月15日 11時
