We are 80 ページ31
「あれ、なんか一人多くね」
ぽつり、サブマネがバックミラーを見ながら呟いた。
「え、なにヒョン今更ですか？」
「いやだってオマエらいつもわちゃわちゃしてるし気づかねーって」
「…こんなに観察力ないヒョンに俺捕まったのかよー！」
「ソンヨルそれは失礼だろ」
「そういうギュヒョンは途中から戦意喪失してたけどね」
「うっせーぞホヤ。俺は病弱だから仕方ねーの」
「毎回思ってたけどギュヒョンのその病弱設定なんなの」
「なんなのってウヒョナ、そのまんまだけど」
「だからそれがわかんないって、」
「ウヒョニヒョンそれ以上突っ込んじゃダメ」
結局僕の名前なんかはそっちのけでギャーギャー言ってるみんな。途中からソンジョンまで参加して、車はもう動物園状態だ。
『…結構前から気になってたんですけどヒョンのこの手は何ですか』
そう言って僕の腰に回ってるミョンスヒョンの手に触れた。
「んー、」
ミョンスヒョンを見てもにこにこ笑ってるだけ。なんなのもう。EXOのメンバーとでさえこんなにスキンシップしないのに。
『ねぇソンジョン』
「ん、あ、何？」
『この隣りの人のスキンシップは何？顔がよくなかったら通報レベルなんだけど』
「あー、それがまあヒョンの通常運転だよ。よかったねヒョン顔はいいって」
顔は、をやけに強調したソンジョン。あ、コラそこまで言ってないでしょ。
ギュッと腰に回ってる手に力が入って少しミョンスヒョンとの距離が縮まる。どんだけ力強いんだよ。
「あ、忘れてた名前だ名前！教えて…ってオマエらなにその距離感」
またもや振り返った羽男が的確なツッコミをいれてくる。
「あーミョンスヒョン、へラムのこと気に入ったみたいですよ」
「ん、へラム？」
『僕の名前ですけど』
「へー、オマエへラムっていうんだ？」
『そうですけど。あ、ところで僕皆さんの名前知らないんですけど』
「お、へラム俺の名前知りたい？」
『呼ぶのに不便なんで教えてもらえるとありがたいですけど』
「じゃあ当ててみて！」
『え？』
「俺のな、ま、え」
『やっぱいいですもう』
「諦め早いなオマエ」
助手席に座る糸目から突っ込まれる。諦め早いってかもうただ面倒くさいだけだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 760人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「EXO」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
穂高 - 雪梨さん» きゅんてしてもらえたのならもう本望です！笑 (2013年11月23日 22時) (
レス) id: 3bc8b18bf3 (このIDを非表示/違反報告)
穂高 - Yeminさん» 私もINFINITEのバラエティーを見てどっぷり彼らの魅力にはまってしまいました 笑 あまりにもはまりすぎて、EXOの小説なのに出しちゃいました 笑 これからも応援よろしくお願いします！(*・∀・*) (2013年11月23日 22時) (レス) id: 3bc8b18bf3 (このIDを非表示/違反報告)
雪梨(プロフ) - ぎょんすの｢帰ろっか｣にきゅんてしました(笑) (2013年11月23日 21時) (携帯から) (レス) id: f64db87184 (このIDを非表示/違反報告)
Yemin - もう最高です!私SMFﾍﾟﾝですけどINFINITEも好きで...もうこの絡み見て超面白くて最高です!!!本当読むのが楽しみでたまりません//有難うございます!!これからも読んでいきたいです、そしてｍ/この絡み、最高なのでこれからもどんどん出してほしいです!笑 (2013年10月21日 16時) (レス) id: d6fd7e3f48 (このIDを非表示/違反報告)
穂高 - ミナさん» はじめまして、作者です。私はスホさんが嫌いなわけではありません。EXOみんな平等に大好きです。少々やり過ぎたかなと自覚していましたが、私の中では彼のボジショニングがああいう感じだったので。不快にさせてしまってすいません。 (2013年10月16日 7時) (レス) id: 425f12d77f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：穂高
| 作成日時：2013年8月3日 16時
