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結局、超心配性なジュンミョンヒョンがタクシーまで手配してくれて、何やらタクシー運転手と話していたかと思うと笑顔で見送られた。
地下鉄に乗る気満々だったんだけど、どうやら建物前でおろしてくれるよう頼んでくれていたみたい。
そのおかげで今、収録先である建物に到着したんだけど…。
『(…どこから入るの、これ)』
念のためにとジュンミョンヒョンにかけられた大きな黒縁の伊達眼鏡をずらして、目の前にそびえ立つビルを見上げる。
正面入口から入っていいのか？
入口には警備員らしき人も立っておらず、言わば入り放題な状況。何故か少しビクつきながら自動ドアに近づいた。
「観覧の方ですか？まだ入場時間ではないのですが…」
厳しそうな女の人に声をかけられる。あ、たしかテソムヒョンが言ってたな…。何て言うんだっけ、あ、そうだ。
『あ、えっと、テソムヒョン…、キム・テソムのアシスタントです』
「ああ、テソムさんの。こちらの通路からお入りください」
女の人は納得したかのようにおそらく関係者しか入れないだろう通路に通してくれた。
女の人にお礼を言って、テソムヒョンから送られて来た地図と睨めっこする。
テソムヒョンの手書き地図なんだけど、正直言ってかなり見にくい。僕じゃなくても迷うレベル。
しかもここ入り組んでるし。
階段をのぼってはそのフロアを彷徨っての繰り返し。生憎テソムヒョンは電話に出ないし。届けてもらう人のスタンスじゃないよね。
運よくSHINeeの誰かと会えたりしないかな。
なんて考えながらも廊下を進む。と、前からパタパタと何人かの男の人が走ってくる。邪魔にならないよう端によって歩いた。
あんなに急いで、テレビ局って忙しいところなんだね。
とか呑気なことを考えたのも束の間。
「見つけたー！！！」
『うわ、』
そんな大きな声がしたかと思えば、グイッと後ろに引っ張られ、態勢を崩した。
ポスン、と誰かに受け止められたことによって地面とこんにちは、は避けたようだ。
「ヒョン、いきなり引っ張るのは危ないって」
誰かの厚い胸板に押し付けられたまま、頭の上から声がする。ってか、メガネが痛い。
「あ、そっか、ごめんね」
なんて、謝るけど顔は見えない。いい加減、離して貰おうともがくが、中々力が強く離れない。いや、何事。
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穂高 - 雪梨さん» きゅんてしてもらえたのならもう本望です！笑 (2013年11月23日 22時) (
レス) id: 3bc8b18bf3 (このIDを非表示/違反報告)
穂高 - Yeminさん» 私もINFINITEのバラエティーを見てどっぷり彼らの魅力にはまってしまいました 笑 あまりにもはまりすぎて、EXOの小説なのに出しちゃいました 笑 これからも応援よろしくお願いします！(*・∀・*) (2013年11月23日 22時) (レス) id: 3bc8b18bf3 (このIDを非表示/違反報告)
雪梨(プロフ) - ぎょんすの｢帰ろっか｣にきゅんてしました(笑) (2013年11月23日 21時) (携帯から) (レス) id: f64db87184 (このIDを非表示/違反報告)
Yemin - もう最高です!私SMFﾍﾟﾝですけどINFINITEも好きで...もうこの絡み見て超面白くて最高です!!!本当読むのが楽しみでたまりません//有難うございます!!これからも読んでいきたいです、そしてｍ/この絡み、最高なのでこれからもどんどん出してほしいです!笑 (2013年10月21日 16時) (レス) id: d6fd7e3f48 (このIDを非表示/違反報告)
穂高 - ミナさん» はじめまして、作者です。私はスホさんが嫌いなわけではありません。EXOみんな平等に大好きです。少々やり過ぎたかなと自覚していましたが、私の中では彼のボジショニングがああいう感じだったので。不快にさせてしまってすいません。 (2013年10月16日 7時) (レス) id: 425f12d77f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：穂高
| 作成日時：2013年8月3日 16時
