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私が来て半年ほど経ち、槇寿郎さんがあまり任務に行かなくなって数日のことだった








騒がしい御屋敷の中








小さく、奥の部屋から槇寿郎さんや杏寿郎さんの声だけが聞こえてくる









近付いて行けば行くほど、重くなっていく空気









1番奥の部屋から千寿郎が飛び出してきて、ギュッと私に抱きつく









不安そうに見つめる目には大粒の涙が溜まっている









千寿郎くんを抱え、信じたくなくて勢いよく奥の格子戸(こうしど)を開ける









ギュッと杏寿郎さんが手を握り、もう目を覚まさない瑠火さんを槇寿郎さんが呼び続けていた

鬼殺隊→←別れ



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設定タグ:鬼滅の刃 , 煉獄杏寿郎 , 煉獄家   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:さやえんどう | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tm812/  
作成日時:2021年1月24日 22時

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