肌寒い日はキミと【ハウザー】 (ページ8)

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ハウザーの本気ページ8

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ﾊｳｻﾞｰ「死にたくねぇなら逃げろ

ワールショック！」

「い、いくらなんでも…やりすぎだろ…」

いや

「殺すことねぇだろ…」

死ぬはずがない

ﾃﾞｨｱﾝﾇ「ふわぁ…びっくりしたぁ…」

ﾊｳｻﾞｰ「まだまだぁ！スーパーサイクロン！」

『中が全く見えない…』

ﾊｳｻﾞｰ「俺の作る最強の嵐の味はどうだ？

おっと、満足にいきもできねぇかな

我慢しようなんて思うな？

遠心力に逆らえば体が引き裂かれるぜ…！」

ただ…ハウザーやりすぎ…

ﾊｳｻﾞｰ「吹っ飛べ！！！」

ﾃﾞｨｱﾝﾇ「キャァァァァ！！！」

ﾊｳｻﾞｰ「俺の勝ちだーっ！」

なんにも見えない…

ドスという鈍い音と共に地面が崩れ落ちる

『わわ…ハ、ハウザー…！！』

司会「ハウザー完全ダウン！！

勝者はマトローナ！！！」

ﾃﾞｨｱﾝﾇ「だ…大丈夫？」

ﾊｳｻﾞｰ「か…完敗だぜ」

ﾃﾞｨｱﾝﾇ「ついボクも本気になっちゃって…」

ﾊｳｻﾞｰ「七つの大罪に本気出して貰えたんだ…光栄だぜ」

『ハウザー！！』

ﾊｳｻﾞｰ「おぉ…A」

ﾃﾞｨｱﾝﾇ「あ…ボクもう行くね！」

ﾊｳｻﾞｰ「ま……待ってくれ」

ﾃﾞｨｱﾝﾇ「…ほんとにごめんね？」

ぺろっじゃない…

『ハウザー…大丈夫？』

ﾊｳｻﾞｰ「あ、あぁ…」

『…ハウザー』

ﾊｳｻﾞｰ「………ん？どうした？」

『なんでもない…』

ﾊｳｻﾞｰ「怒ってんのかー？」

『うん、とっても』

ﾊｳｻﾞｰ「え！？なんで！」

『ハウザーには関係ない…

ほら、早くここ退かなきゃ』

ﾊｳｻﾞｰ「あ、おう」

手を差し出せばいつものように握り返してくれて立ち上がる

『ハウザー…』

ﾊｳｻﾞｰ「ん？」

『…寒かった、くっついていい？』

ﾊｳｻﾞｰ「え、あぁ、いいぜ？

どうした？普段そんなん聞かねーだろ？」

『何となく、聞いただけ』

まだ、ここだけは譲りたくないんだ