ＢＴＳ物語 OUT STAGE (ページ4)

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はじまりの一歩Ⅱ ページ4

シヒョク「この子はAさん。君たちの新しいマネージャーです。」

　― 沈黙 ―

BTS「＼＼えーっっっっっっっ！？／／」

うわーーー！びっくりしたー、、、いきなりそろって叫ぶのは心臓に悪いよ、、、

にしても、驚いた顔もそこら辺の女子(特に自分とか)よりかわいいなぁ、、、
あれ？なんだろう、メンバーに紛れて“うさぎ”と“ひよこ”と“お馬さん”がいる気が、、、

、、、気のせいかなっ☆

シヒョク「Aさん、自己紹介してもらえるかな？」

「はい」
「Aです。１９歳です。全力で頑張るのでよろしくお願いします」

BTS「よろしくお願いします」

ＢＴＳのみなさんはよろしくと言ったものの、私の“１９歳”という発言や日本人であることに戸惑っているみたいだった

きっと今まではベテランの人がマネージャーをしていたんだろう
そりゃ、こんな見ず知らずの小娘がいきなりやって来て“マネージャーです”と言われても、ちゃんと仕事が出来るのか、信じられる人なのかって不安にもなるよね、、、

でも、これではっきりと分かった

まず私がしなくちゃいけないのは、この人達に信頼してもらえるようになることだ

＊Ｖ side ＊

ガチャ

「失礼します」

あっパンPD

んっ？

あの人誰？スタッフさん？

シヒョク「この子はAさん。君たちの新しいマネージャーです。」

えっ！？Aってことは日本人！？

しかも近くで見て分かったけど、今までのマネージャーよりもダントツ若い、、、１０代？

「Aです。１９歳です。全力で頑張るのでよろしくお願いします」
少し恥ずかしそうに、それでもはっきりと自己紹介をしたその子は大人っぽい雰囲気だけどどこか幼かった

自己紹介を言い終わってホッとしたのか、緊張で少しこわばっていた顔がふと笑顔になった

それは、本当に純粋な笑顔で

不意打ちのその笑顔に思わず“かわいい”と思った