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Story2 ページ2

力を抜いて数分後。


痛みはそこまで引いていないけど

もうそろそろ本当に楽屋を出ないとまずい。


スタッフさんに、出るように催促されるのは面倒だし、何より迷惑を掛けてしまう。


俺は近くに置いてあるカバンを取ると、痛みに耐えながらドアへと歩いた。



雄「はぁ……」


思わずため息を1つ。


痛みは全然俺の身体から出ていってくれなかった。



いつまで、こんなことが続くんだろう……?


何度考えても答えが出ないそれを、懲りることなくまた頭の中で考える。



結局辿り着くのは、考えても無駄だという答えで、毎回その答えにただ少し悲しくなる。


俺は楽屋を後にした。

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作者名:凛花 | 作成日時:2019年10月20日 13時

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