.*･ﾟ .ﾟ･*.Jr. dream land.*･ﾟ .ﾟ･*.

登校/梶山朝日 ページ44

いつもの朝。


今までの俺ならこんなに早起きしてない。

俺が早起きする理由。



「あ、朝日くんおはよう。」


『おはようございます！』


A先輩のため。

チャリ通学の俺は、
少し早めに家を出れば、

ココの角でいつも会う。



１つ上の学年のA先輩。

入学式の日に知り合ったのがきっかけ。


ーーーーーーーーーーーーーーー

『やべ。。。
ここどこだ？』

入学式が終わってトイレを探してた。
やっと見つけて帰ろうとすると、
全く見たことのない景色。

そんな俺を見つけたのは、

「どうしたの？」

突然現れた先輩に、
僕は恋に落ちた。

ーーーーーーーーーーーーーーーー


たまたま早く家を出た日に
先輩に会って、一緒に行った。


それから俺は、
先輩の行く時間を狙って、
家をでるようになった。



『A先輩！今日は二人乗りしないんですかー？笑』

「あれは、遅刻しそうだったからしただけでしょ！笑
二人乗りはもうしないのー。」

『えーっ！笑
また遅刻しそうだったら、いつでも呼んでよ！笑』

「はいはい。笑」






いつか先輩と、手をつないで。




(いきなり告白もなぁ。。。)

(どうしたの？)

(ななななんでもないですっ！;;;)

授業/宮近海斗→←作者より。。

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