.*･ﾟ .ﾟ･*.Jr. dream land.*･ﾟ .ﾟ･*.

講義/森田美勇人 ページ37

講義が始まるまであと5分。。。

「暇だなぁ。。」


仲のいい友だちはほかの講義をとっていて、
この講義には気軽に話せるような友達はいない。



ぼーっと入り口を眺めていると、

すごく背の高い男の子が
キョロキョロしながら入ってくる。

教室を見渡すと、男の子は彼だけみたい。



もう一度男の子を見ると、
ばっちり目が合ってしまった。



「あ、こっここ、座りますか？」

『。。、うん。ありがとう。』




つい、座りますか？とか聞いてしまったけど、
気まずい。。。。




『。。。。ねぇ、』

「はっはい？」


いきなり過ぎて変な声が。。。;


『先週の講義でてた？』

「でてましたけど。。」


『あのさ、、
ここなんて言ってたかわかる？』


『あ、ここはね、。。。。。ってこと！』


『なるほど！ありがとう！！！』ﾆｺｯ

あ、こんな顔もするんだ。。。

笑顔、もっと見せればいいのに。



『また教えてよ！』

「え？」



『あ、ごめん。。。
ちょっと馴れ馴れしかったよな。。』


「いや！そんなんじゃなくて！
わたしでよかったら是非！！！！」



『ほんと？


。。おれ、人見知りでさ、あんま友達いなくて。。
背もでかくて、よくぼーっとしてるから、
怖がられることも多くて。。

だから普通に話せる友だちできてうれしい！』ﾆｺｯ




「。。。//」

『どーしたの？』


「いやっなんでもないよっ！」


『ならいいけど。。。

あ、名前まだだったよね！
おれ、美勇人！みゅーとって呼んでね。』

「わたしはA。」

『おぅ！
よろしくな、A！』

といって頭をポンポンしてきた。



会って数分。
私は彼に恋をしました。

作者より。。→←講義/七五三掛龍也

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