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講義/川島如恵留 ページ35

授業開始2分前。

やばい間に合うのか。。。

間に合ったとしても

人気だから、席が空いているかどうか。。。、



ガラッ

1分前。やっと教室についたけど、
やっぱり人が多い。

あ。


あの女の子の隣空いてる。

でも俺、
女の子に話しかけるようなタイプじゃない。←



いや、今はそんなこと考えてる場合じゃない！


『ここの席あいてますか？』

「あ、どうぞどうぞ！」



『ありがとう。よかったー。
この授業、結構人気だから、席なくて。』ﾆｺｯ


「ほんと人気だよねー。



私でよかったら、席とっとくよ？
前のコマ空いてるし。」



『え、ほんと？初対面なのに、
なんかわるいな。。。』



「いいよいいよ。
初対面でも、話しかけてくれたんだもん。
もう友達だよ。」ﾆｺｯ



ﾄﾞｷｯ


『。。。じゃあ、おことばに甘えて。。笑

如恵留って言います。よろしくね。』


「Aっていいます。笑」



Aちゃん。
もしかして、俺、一目惚れしたかもしれない。



「如恵留くん、一人でこの講義とったの？」


『うん。
みんな、このコマ空いてないみたいでさ、
一人で時間潰すのも辛いし、

どうせなら、講義とろうと思って。

そしたら、人気の講義だった。笑』



「あ、わたしも同じ！笑

暇の時間だったから、
講義探してたら、これが面白そうだったから！笑

私達、似てるかもね！」ﾆｺｯ




ﾄﾞｷｯ

「これからよろしくね。
如恵留くん。」ﾆｺｯ




講義どころじゃなくなりそう。

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