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卒業/ 高地優吾 ページ22

桜舞う3月。


私は高校を卒業した。


「。。。もう制服着れないのかぁー。」


卒業式が終わって、最後の下校。
3年間通ったこの道も
今日で最後と考えると、

「寂しいなぁ。。。」



そういえば、最初の２年間は、
幼なじみでひとつ年上の優吾と一緒に通っていた。

「。。。。優吾元気かなぁ。」



優吾は地元の大学に進学した。
大学生と高校生。時間が違うこともあって
最近は会う機会も減ってしまった。

。。。ここだけの話し、
私の好きな人。

ずっと一緒だったから、こんなに会わなくなるなんて、
考えたこともなかった。


不純な動機だけど、
そんな優吾を追いかけて、私も地元の大学に進学。

また、一緒に通ったりできないかな。。。





『よっ！』

考えながら歩いていると後ろから脅かされた。

「わっ！


優吾！？」




そこにはさっきまで考えていた優吾の姿。

『今日で、A、高校卒業だと思って、
迎えにきた！笑

一緒帰ろうぜ！』


「びっくりしたー！」



『うひゃひゃひゃ！笑


あ、そーだ。

卒業おめでとうございます。笑』



「あ、ありがとうございます。笑」


久しぶりに二人で歩く道。


『Aも大学生かぁー！』

「1歳しかかわらないんだけど。笑」

『まーな！笑


もういい大人だよなー。。。。』

「いきなり何言ってんの。笑」







『。。。。Aさ、彼氏とかいるの？』


「え、なになに？」



『いーから！いるの？』


「いないけど。。。」


『んじゃ、今から俺が彼氏ね！』




「。。。へ？」




突然すぎて、
変な声がでてしまった。

いつもの優吾なら笑うのに
そこには急に真面目な顔をした優吾がいて。



『もし、お前に好きなやつがいるなら、
そいつより、俺の事好きにさせるから。。。

Aが高校卒業したら、言うって決めてたんだ。

大好きです。
俺と付き合ってください。』



もちろん答えは？


『。。。お願いします。』







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リクエストありがとうございます！
でき次第投下させていただきますので、
少々おまちくださいっ！(´ｰ｀)


最近文章力がなくて。、。

困っている作者からでした！(˘ω˘)笑

席替え/ 田中樹→←作者より。。。

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