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幸せな朝/森田美勇人 ページ14

「ん。。。。」

寝苦しくなって起きた。


仰向けに寝る私の首元には
美勇人の右腕。


「。。。なるほど。」←



喉も乾いたし、水でも飲みに行こうかな。



「。よいしょ、」


美勇人の右腕をどけると、
私の服の裾を掴んでいる左手に気づいた。



小さい声で
「。。ごめんね美勇人。」と言って
美勇人の左手を離した。


『ん。。。。A。。。？
どこ行くの。。。？』


開かない目を擦りながら起き上がる美勇人。


「ごめん。起こしちゃった？」

『ううん。どこ行くの』

「水飲みに行くだけだよ。」

『早く戻ってきてね。。。。』

「はいはい。笑」

水を飲んで戻ると、上半身をおこしたままの美勇人。


「美勇人ー？」

『。。。やっと帰ってきた。
おやすみ。』

と言って抱きついてきた。

「おやすみ。」
『zzz』


今日はいつにも増して甘えたさんだな。




*****

「美勇人、起きてー。動けないー。」


『ん、おはよ。
あれ？俺、抱きついてた？』

「え？覚えてないの？」

『え？俺なんかした？？？』

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