.*･ﾟ .ﾟ･*.Jr. dream land 3.*･ﾟ .ﾟ･*.

告白/越岡裕貴 ページ39

時々家に来るお手伝いさん。


ひとり暮らしだから、
そんなのいらないって言ったのに、、

勝手につけられたから、
週一でいいよって言って、

週に一度だけ、片付けや
家事をしに来てくれてる。


若いし、、、多分まだまだ新人さん。



『越岡さん！
これはどこに片付ければいいですか？』


「別に適当でいいよー？」


『でも、越岡さんが使うときに、
探すのが大変になるじゃないですか！』


「別にそんなに気にしなくていいのに。笑」


『お金を貰ってる以上、
ちゃんと働かなきゃいけないんです！笑』


「ちゃんと働いてくれてるじゃん。」


作り置きのおかずとかも毎週作ってくれて、
レシピとか調べて、貼ってくれてる。


これ以上ないってぐらいに
働いてくれてる。


『でも、気になるんです。
越岡さん、
ちゃんと気づいてくれてるかなー？とか、

ご飯食べに行っても、
あ、これ、越岡さん好きそう！とか。』


「ほんとー？
なんかありがとう。笑」


このふわふわした空気感が、
俺は好き。


「それだったら週一以上来てもらおうかなぁー。」


『全然来ます！むしろ来たいです！』

きっと彼女からすると、
なんの意味もなかった言葉。

でも今の俺にはすごくうれしい。

「なーんか癒されるんだよね。
Aと一緒にいると。


だから、毎日でも来て、
俺だけ癒して欲しいな。」


『なんか照れます。//
任せてください！！！』


俺の今できる精一杯の告白。

いつか伝わる時がくるといいな。

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