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影 柱 最 後 の 決 断 弐 ページ33

そして鬼のような速さで逃げた私がやってきたのは






産屋敷「A、どうしたんだい?」





鬼殺隊本部








『お館様、私最弦の鬼をこの世から消します』


産屋敷「それは、1人で?」


『はい、私が蹴りをつけないといけない相手なので』


産屋敷「A、君はすごく強い。神からの贈り物のだよ、でも1人はいけないな」





お館様、私は決断したんですよ。







『鬼殺隊をやめて5年もの間私はずっとあいつを倒すために日々精進してきたんです。』







ただ鬼を殺していたわけじゃない。








『私を、信じてください。』


産屋敷「・・・」


『貴方様に止められても私は行きますが』


産屋敷「A・・・私も君を信じるよ」


『っ!!ありがとうございます!!』








お館様。私は貴方に出会えて幸せです。









『私の死の知らせが入ったらこれを皆さんに渡してください』






私はそれだけ行って本部を去った。









なんとなく、明日あいつが来る気がする。





次は、この戦いは絶対に犠牲を出さない。





_____






そして夜が明け、朝となる。私は最終準備に取り掛かる。









暗凛刀という影の呼吸の刀を持って、隊服を着て父から受け継いだ羽織りを着て。





気付けば夜。









『この屋敷ともおさらばか。さようなら』







「A」





えっ誰このタイミングで




『・・・義勇?なんで?』


冨岡「何をしている・・・夜に」


『今から鬼を狩ってくるの』


冨岡「なにか無茶をしている・・・気がする」


『してないよ!』





そう言って出発しようとしたけど一言だけ最後に







『ねぇ、義勇』


冨岡「なんだ」


『みんなの幸せそうな笑顔ほど尊いものはないよね』





柱のみんなの笑顔、街のみんなの笑顔、お館様の家族の笑顔、蝶屋敷のみんなの笑顔、他にもたくさん。






『だから私はその笑顔のために鬼を滅する』




みんなが笑顔で幸せな現実を作りたい。





『それじゃあ、行ってきます』






あ、もう1つ最後に






『義勇、もし生きて帰って来たら私と結婚してね』


冨岡「っ!」






義勇の返事を聞かずにまたすぐ逃げたよ\(^o^)/





生きて帰るなんてことは絶対にあり得ないけど生きて帰る理由は作らせてほしい







今結構進んできたんだけど、もうバレバレなんだよね





『いい加減、出て来てくださいよ。』


金羅「バレちゃった〜!!」




こいつを殺す。

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みとえ - るいさん» 何でもだああああああ!!? (2019年12月21日 14時) (レス) id: 07d3d3da7d (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - みとえさん» なぜだぁぁ!! (2019年12月21日 0時) (レス) id: 509cfc81cb (このIDを非表示/違反報告)
みとえ - 何だろうね心が痛いよ (2019年12月20日 23時) (レス) id: 07d3d3da7d (このIDを非表示/違反報告)
るい(プロフ) - 龍柱:龍火さん» よもや!!私の作品にコメントをくれるとは!!ありがとうございます!! (2019年12月13日 18時) (レス) id: 509cfc81cb (このIDを非表示/違反報告)
龍柱:龍火 - よもや!いい作品ではないか!……あ、やってみたかっただけです…!応援しています!更新頑張ってください! (2019年12月13日 16時) (レス) id: c49755fab2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:るらん | 作成日時:2019年11月22日 21時

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