番外編:帰りたい ページ10
虐められ1年が過ぎ俺は高校2年生になった。
俺を虐めてた先輩は3年生でまだ続くのかと思うと憂鬱だった。
俺が笑顔になるのは○○○といる時だけ。
○○○といるとすごい落ち着く。うるさいけど、それが心地よかった。
幼馴染4人を忘れてるわけではなかった、LI○Eで連絡は取ってたし。でも、やっぱり会って話したかった。この日、俺は宮城に戻ることを決めた。
母さんと父さんは仕事が忙しいから戻ることは難しい、俺一人でいいから戻るとその日の夜俺は話してみた。
母さんも父さんも悩んでたけど了承してくれた。
高校3年、春。宮城に戻る日
『○○○』
○○○「おー!A!」
『俺、宮城戻る』
○○○「はぁ??!え、それどゆこと?!」
『宮城に戻るの』
○○○「な、なんでだ?!」
『やっぱりここじゃだめなんだ。』
○○○「全力が出せないのか?」
『うん、○○○とのバレーはすごい楽しいよ
全力も出せる
でもチームとなると難しいんだ』
○○○「そっか」
違う、そんな理由じゃない。
みんなに会いたいのが理由。
でもそれ以上に、虐めに耐えられないのが一番の理由。
俺は逃げたんだ。最後まで戦わずに。
○○○、ごめんなさい。逃げてごめん。
『こっち来る時は会ってくれる?』
○○○「当たり前だ!!」
『ありがとう』
○○○「絶対来いよ?」
『うん!』
○○○「よっしゃ!」
『○○○、ありがとう』
○○○「おうよ!!」
『またね』
○○○「おう!またな!」
笑顔で送り出してくれてありがとう。
○○○光太郎。貴方は俺の最高の親友です。
久しぶりの宮城の空気。
あいつら喜んでくれるかな、おかえりって言ってくれるかな
なーんてちょっと期待しながら、俺は先生に呼ばれ教室に入った。
『東京から来ました、七瀬Aです
よろしくお願いします』
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番外編がちょっと長くなってしまった、、
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海月星人 - 西条さんやべぇよ、こえーよ、とても面白かったです!更新頑張ってください! (2020年6月21日 8時) (レス) id: 5b2cda9b7e (このIDを非表示/違反報告)
抹茶タピオカ2号(プロフ) - とても面白かったです( ≧∀≦)ノ (2020年6月20日 23時) (レス) id: 48661705e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫響 | 作成日時:2020年6月19日 20時