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29mm ページ30

___夢主side


結局、烏野が勝つことは出来ずに試合が終わった




澤村「片付けして各自ストレッチしとけー」



「「 オーッス 」」




私もスクイズとゼッケンを回収して片付けを始める
と、そこに問題のあの人が。




黒尾「へー。しっかりマネやってるじゃん」



  『まぁ。ストレッチしたの?』



黒尾「してなーい。Aと話すことあるから」



  『私まだ片付けあるししてきなよ、怪我する』



黒尾「え〜?俺のこと心配してくれてるの〜?」



  『だったら何』



黒尾「いーや?嬉しいなって思ってさ」



  『あっそ』






無言の時間。

まぁ別に話すことないからいいんだけどさ

でも何もなく隣にいられるのはかなり気まずい


そう思っているとクロが口を開く




黒尾「あ。めがねくんだ」




今話したくない人No.2
朝のことだけど未だにムカついている

もちろん話したくない人No.1はここにいる黒尾鉄朗。




月島「なんか帰りのバスが渋滞に巻き込まれたらしくて1時間ぐらいここで待機だってさ」



  『わかった』



黒尾「お前、わざわざ来てくれたんだからさ〜ありがとうぐらい言えよ。変わらねえな。」



  『別に。お互い様なんだから関係ない』



月島「…。朝は、その…ありが、とう、。」



  『こちらこそ』




これだけ会話すると月島はクロに少しだけ頭を下げてコートに戻ってしまう




黒尾「A、同じチームメイトなんだったらもっとなんかあるだろ」



  『なに?ご丁寧にお説教ですか?それはどーも』



黒尾「はぁ…。お前変わったな」



  『さっきは変わらないって言ったくせに』



黒尾「俺のせい?」




急に真面目な顔になって話し始めるクロに
少しドキっとする




  『別に…クロのせいじゃないよ。』



黒尾「そっか。」



  『…なんであの時庇ってくれたの?私のこと振ったって言えばよかったじゃん。』






最後の最後までカッコつけんなよ…



まだ






"好き"








とか言ったら笑われるかな…

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設定タグ:ハイキュー , 月島蛍 , 黒尾鉄朗   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:しょーとけーき。 | 作成日時:2020年7月19日 18時

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