27mm ページ28
___夢主side
なんなの。あの態度。
待っててあげたのに
なんでいるの?なんて言われたら誰だって嫌になる
ありがとうぐらい言ってくれてもいいじゃん
・
ムカつく気持ちを抑えつつ
遅れましたー
とドアを開ける
山口「あ!!!ツッキー!!!」
下がり気味だったアホ毛がピンッ!と嬉しそうに立つ
…なんだあれ可愛すぎないか
澤村「A、ありがとうな」
『いえ!』
菅原「なんか進展はあったか?」
ニヤニヤしながら聞いてくる菅原さん
何故か私は月島のことを好きだと思っているらしい
『なんも面白いことありませんよ』
菅原「ちぇ。つまんねえのー」
西谷「Aー!!!!!無事だったかぁぁぁ!!」
田中「俺らの天使が戻ってきたぁぁぁぁぁぁ!!」
別に心配されるようなことないのに
ありがとうも言ってくれない月島よりは
こっちの方がいいかもなんて考えてしまう
黒尾「あれー?Aじゃーん」
…分かってはいたけど気まずい
『あ。クロ…』
黒尾「久しぶりだなー、元気してたー?」
『久しぶり。』
黒尾「お前またバレー戻ってきたんだな」
『…うん』
黒尾「よかったよかった!Aはバレーやってるときが1番楽しそうだもんな!」
なるべく口数を少なく終わらせたい私とは対象に
ガハハと豪快に笑うクロ
澤村「Aとそちらの主将さんは知り合いか?」
黒尾「まぁね〜。いわゆる元彼ってやつっすよ〜」
『ちょっと!馬鹿!何言ってんの!』
黒尾「お、やっと喋ってくれた」
『…ちっ。』
元彼という単語を聞きつけて
みんなが集まってくる
最悪だ
孤爪「あ…。A」
『研磨、久しぶりだね』
孤爪「そうだね」
研磨には色々相談に乗ってもらったりして
結構仲がいいほうだ
西谷「Aはこういう奴がタイプなのか!?!?」
田中「うぬぬ…!勝てる気がせん…!!!」
日向「へえー!!!すっげーー!!」
影山「てことはA引っ越してきたのか?」
『そう。高校入る前にこっちに』
・
・
烏養「おーい、そろそろ始めるぞー」
「「 ウィース 」」
黒尾「澤村くん。次も俺らが勝ったらA貸してもらうよ。」
澤村「次は勝つので貸すことはないと思います」
あのー
人の貸し借り勝手にするのやめてもらっていいすか
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作者名:しょーとけーき。 | 作成日時:2020年7月19日 18時