ドSの女王。【月島蛍】

24mm ページ25

＿＿＿夢主side


澤村「おはよう！みんな揃って走ってきたのか？」



田中「多分こいつらの事だからゆーっくり歩いてたら時間ギリギリってことに気づいて慌てて走ってきたんすよ！」



日向「うぉー！田中さんエスパーみたい！！」



田中「へへっ！そうだろそうだろ！？」



澤村「じゃあ1年が着替え終わったら始めるぞー」



「「ウッス！」」




1年のみんなは着替えに行って
私はその場でしゃがみこむ

さすがにきつい…




菅原「Aちゃん大丈夫かー？」



　 『朝からこんな走ったの久しぶりすぎて…」



菅原「ははっ！そうだよな！しかも日向と影山と一緒とか！」




俺だったら途中でリタイアするなー
と菅原先輩は爽やかな笑顔で笑う




　 『ですよね…そもそも私バレー部員じゃないし』



菅原「月島に手繋がれて引っ張られてきたんだべ？」



　 『…は？』



菅原「月島とAちゃん、お似合いだと思うけどな〜。ま、精々頑張れよっと！」




・

そう言い残し先輩は自主練に行ってしまう

いやいや
私別に月島のこと好きじゃないんですけど。




＿＿＿

澤村「よーし！朝練終了！さっさと片付けてちょっとだけミーティングするぞー」



・

・
武田「おはようございます！まずはAさん、初めまして。バレー部顧問の武田です。バレーの知識とかはまだ勉強中だけど僕にできることがあったら何でも言ってくださいね！」



　 『あ、はい』




我ながら素っ気ない返事だな
でもどう返せばいいか分からないし。

いい先生ってのは伝わってくるけど




澤村「じゃあーひと通り自己紹介するか。俺は3年澤村大地。主将だ。よろしくな！」




・


・
澤村「後は監督がいるんだけど朝練には来ないからまた今度紹介するな！それと、今ので全員覚えるのは無理があると思うし気軽に話しかけてくれな！！」



　 『ありがとうございます！』



武田「では僕から最後に1ついいですか？？次の日曜日、音駒高校さんとの合同練習が組めました！急にはなっちゃいますがAさんも来てくれると嬉しいです！」






…音駒高校

…ねこまこうこう

…ねこ、ま…こう、こう？？






…。

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