ドSの女王。【月島蛍】 (ページ24)

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23mm ページ24

＿＿＿夢主side

はぁ…。今日も学校か。
私はあまり学校が好きな方ではない

楽しいとも思わないしただ単にだるいし。

ただ

日向「A！おはよーーう！！」

　『おはよう日向』

影山「おはよ。今日はバレー来るか？」

　『影山はいつもそればっかだよねw』

影山「早く俺のトス打ってほしいんだよ」

日向「俺も！！スパイク教えて！！」

　『だから日曜しか空いてないんだってばー」

日向「あー！早く日曜になんねーかなー！！」

影山「今日はまだ金曜だぞボケ。」

山口「あ！！Aおはよう！！」

　『山口！月島！おはよ～』

月島「あ、どーも。王様と女王がお揃いで。」

影山「んだと！？」

月島「ほらほらそんなに怒んないでよ～」

影山「くっそ…！」

この何気ない会話。いつも通りの会話。

穏やかに流れるこの時間が大好きだ

・
日向「ねーねー、今何時～？」

月島「自分で確認しなよ」

山口「えっと…あ！ツッキー！」

月島「…げ。朝練まであと10分じゃん」

影山「はぁ！？まじかよ！！」

日向「おっしゃ！走るぞー！！」

前言撤回。
朝の穏やかな時間なんてないみたいです()

　『ええ…朝から…』

はぁ

はぁ

私は体力のなさには自信がある←

もう走れん…

ていうか私別に部員じゃないし走らなくても。

なんてことを考えていると出ましたこいつ

月島「ねえ遅い。」

　『はぁはぁ…月島は足が長いから私よりも、歩数少ないの…はぁ…ずるいよ…ね！』

月島「まぁね。Aはその短い足で頑張りな」

　『なっ…！月島！！』

月島「早くしなよ。置いてくよ」

　『ま、待って！』

慌てて駆け出そうとすると
月島は無言で私の手を掴んで走り出す

すらっとした細い指

血管が浮き出ていて筋肉質な大きな手

ちゃんと男の人なんだな

かっこいi…((
って何言おうとしてんだ自分！！

月島相手にかっこいいとか100年早いわ！

自分に自分でツッコミを入れていると
あっという間に学校についた

・

日向「おはよーございまーーーす！！！」
影山「おはざすっ！」
山口「おはようございます！」
月島「おはようございまーす」
　『はぁ…おはよう…はぁ…ございます…っ」