20mm ページ21
___夢主side
24対23
あぁ嫌だ。この数字
月島に言われて試合に出てみたものの
私はまだスパイクを打っていない
だけど。ここで逃げてたら変わらない
『山口月島。次私に打たせて』
試合終了のホイッスル
・
・
勝った…
日向「うおおおおおおお!なんだ今の!!俺にも教えてくれ!!!!」
影山「A!!身長は!?最高到達点は!?」
西谷「かっこよかったぜ!!すげえな!!!」
田中「美人な上にバレーまで上手いのか!!!!」
この人達どこまで元気なんだ…
試合したのに全く疲れてないのかよ
山口「あ!Aちゃん!お疲れ!…ってあれ?」
私は山口の隣を通り過ぎて
汗を拭う月島の目の前まで行く
『月島。トス下手くそか。」
月島「はぁ?打ててんだからいいじゃん」
『…チッ。』
相手に聞こえないように軽く舌打ちをする
月島「ちょっと。舌打ちしないでくんない?」
『あれ聞こえてました?それはどうも失礼』
月島「てか僕お礼言われる側だと思うんだけど。ここまで連れてきてあげたの誰でしたっけー?」
『は?別に来たくて来たんじゃないし』
山口「ちょ、ちょっと!2人とも!」
『まぁ…感謝はして、る…』
月島「え、なになに?お礼も言えないとかとことん女王様だね〜。王様と全く同じ部類じゃん!笑えるんですけど〜!」
『黙れこのくそでか眼鏡!!』
菅原「はいはい、もうそこまでね。それより月島。今女王様って言わなかった?」
月島「言いましたけど」
澤村「Aちゃん。言っても大丈夫かな」
『…はい』
勢いで了承してしまった
嫌われたらどうしよう
そんな考えがよぎる
澤村「この前、ドSの女王がこの学校にいるかもって話ししたの覚えてるよな?そのドSの女王がAちゃんらしいんだ。」
田中「えええ!?じゃ、じゃあ俺は今そのドSの女王と試合したってことか!?!」
日向「で、でも!!俺達もうすぐで勝ててましたよね!?!」
影山「ボケ。Aは最後の1本以外スパイク打ってなかっただろうが。」
西谷「なぁなぁ!俺に変人速攻スーパーレシーブ教えてくれ!!!」
『変人速攻…スーパー…レシーブ…?』
こんな会話をしていると帰りの校内放送がかかる
澤村「よし、今日はもう終わりだ!Aちゃんもいるし、肉まん食って帰るか!!」
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作者名:しょーとけーき。 | 作成日時:2020年7月19日 18時