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18mm ページ19

___夢主side


烏養「んじゃ今から3対3やるぞー。月島山口Aはこっちのコートだ。で、日向影山田中はあっちのコートな。他は観察兼練習なー」



「「オーッス」」




ん?
今呼ばれた気がするけど…
んなわけないよな、気のせいか




日向「え!?!Aがやるの!?!!」



影山「Aさんバレーできるんすか!?」



  『さん付けしなくていいよ。あと敬語もなしで。それと私はやらないよ』



日向「えーー!?!なんでー!!いいじゃん!!」



  『い、いやぁ…』




日向があまりにもキラキラした目で見てくるのに
耐えきれなくて思わず目を逸らす




月島「なに躊躇してんの」



  『…何が言いたいの』



月島「せっかくここまできたんじゃん。」

月島「いつまで過去に囚われてんのさ」






胸が痛い

そうだ
いつまでもこのままでいいわけ無い
だけどあの時の光景が脳裏に焼き付いて離れない


もしも私にトスが上がらなかったら?

私のトスを受け取ってくれなかったら?

…私のせいで負けたら?

嫌な考えが渦巻く








月島「…あそこにいる王様も君と同じだったんだよ。」



  『影山くんのこと?』



月島「そう。なんであいつが王様って呼ばれてるか知ってる?」



  『知らない…』



月島「横暴な独裁者。自己中の王様。そういう意味でチームの奴らがつけたらしいよ」


月島「そんなことがあったのにバレー続けてほんと馬鹿だよね。アホらしい。」


月島「だけど。運がいいよね。変人の相方見つけてあいつなりに過去から抜け出したっぽいよ。」




月島くんの真剣な眼差し




月島「君はいつになったら過去から抜け出すの?」





いつか。
いつかは笑い話になるかな

笑いながらこんなことあったよねって
話せるようになれるかな。









  『今日で終わりにする』















そう言い私は約1年ぶりのコートに立った








______
夢主ちゃんのプロフ少し編集しました!

把握お願いします!

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設定タグ:ハイキュー , 月島蛍 , 黒尾鉄朗   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:しょーとけーき。 | 作成日時:2020年7月19日 18時

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