13mm ページ14
___月島side
部活の帰り。
山口と別れ歩いていると
曲がり角から声が聞こえてきた
いつもなら気にしないのに何故か今日は気になった
声の聞こえる方に歩いてみる
本能的に動くなんて単細胞は僕もじゃん…
・
・
暗くてよく見えないが
あれはA…?
厄介そうな男3人に絡まれている
とりあえず連れだとかなんとか言って追い払う
・
え。待って。泣いてるんだけど
どうしたらいいの。
僕が泣かせたみたいじゃん
女の子と関わるなんて縁がなさすぎて
どんな行動を取ればいいのか分からない
・
ベンチに座らせてしばらくすると落ち着いたみたいで
彼女は僕に話しかけてきた
『月島くんだっけ。MBの』
なんで知ってるんだろうと思ったが
あぁそういえば今日僕から言ったのか
月島「そうだけど」
『背高いね、何cmあるの?』
月島「190」
『高っ!」
そんなことはどうでもいいんだ
僕は君に聞きたいことがある
でもこの状況で聞いていいものか
きっと今彼女は精神的にやられている
今日はやめとくか…
僕の良心が出たところで彼女は口を開いた
『月島くんさ…私に聞きたいことある?』
え、
『遠慮しないでいいよ』
遠慮しないでと言われても…
遠回しに探り入れようとしたけれど
好奇心のほうが勝ってしまい
僕は口走っていた
月島「ドSの女王って君だよね」
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作者名:しょーとけーき。 | 作成日時:2020年7月19日 18時