憧れの先輩 ページ26
流星side
これは待ち時間、というより、1つ前の撮影がめっちゃ早く終わったことによる空き時間に、憧れの先輩について話してた時のこと
白｢なあなぁ、そういえば、大ちゃんってうちの事憧れの先輩にあげてくれてたやんな？｣
赤｢そうですよー？｣
白｢なんで？？うちなんか教えてた覚えもないねんけど…｣
緑｢それにゆきのこと、憧れの先輩って言い始めたん、入ってから結構たってた時やんな？｣
白｢なんでなんで？笑笑｣
赤｢えぇー？話すんですか〜？笑笑｣
黄｢僕も聞きたいです！｣
紫｢俺も！｣
結局みんな、俺も俺もってなって、大ちゃんの昔ばなし劇場(？)開幕です
西畑side
あれは確か、2014年くらいの頃の話。
まぁ、西畑的に関ジュが1番辛かったんちゃうかって時期
気づいたらWESTさんたちがデビューしてて、
気づいたら廉も紫耀も関東にいて、
気づいたら仲間が辞めていってて、
気づいたらセンターになってた、あの時期
何が何だか分からへんくて、ただただ流れに身を任せるように過ごしてた
辞めたい、もう逃げたいって何回も思った
けど、関西Jrのセンターを任された西畑に、そんな選択肢ない。
何がなんでも前を向かなあかんって、そう思ってた
周りもそれは同じで、センターに立った西畑に、みんなは頑張って、負けんなって、励ましの言葉をかけてくれててん
けど、そんな中、誰もかけてくれへんかった言葉を素直に伝えてくれた人がいた
東京への仕事の帰り、たまたま一緒になったゆきちゃんの隣に座った新幹線での話
ゆきちゃんが、ふと、なんも考えてないような雰囲気で言うてきた
・
・
｢逃げてもいいんよ、辞めたいなら、思いっきり泣いてでも逃げや?｣
って、
逃げていい、辞めてもいい、なんて、誰も言うてくれへんかった。
自分の中でもそんな選択肢ないと思ってた
けど、ゆきちゃんは、さも当然のようにそう言うてん
逃げたい時は逃げてもいい。
そんなん、考えたこともなかった
ゆっくりと言葉の意味を噛み砕いて、脳が理解した瞬間、なんでか分からへんけど、ボロボロに泣いてもうてん
ゆきちゃんは慰めるわけでもなく、それ以上何か言うわけでもなかった
その代わり、そっとティッシュを渡してくれて、隣で目を閉じた
その時から、ゆきちゃんは西畑にとってめっちゃ憧れる先輩になってった
変なとこで切れます
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あや(プロフ) - 楽しみにしています！ (2021年3月7日 7時) (
レス) id: 07742ee867 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます！これからも続けてみようか考えますね！丈くんとくっつけるのは、番外編のような形で書くかもしれません！お楽しみ下さい！ (2021年3月6日 16時) (レス) id: 24fd29de66 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回楽しみにしています！個人的に、丈くんとの絡みがもっと見たいのと、丈くんとくっついてほしいです。3章楽しみにしています♪ (2021年3月6日 14時) (レス) id: 07742ee867 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 姫菜さん» いえいえ！良かったです！引き続き楽しんで貰えると嬉しいです！ (2021年2月1日 17時) (レス) id: 24fd29de66 (このIDを非表示/違反報告)
姫菜(プロフ) - 咲良さん» ご丁寧にありがとうございます！変わりました！ (2021年2月1日 16時) (レス) id: 883f93b667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2020年12月5日 5時
