第1話 ページ1
私の名前は野々村A。
高校三年生である。
今日は入学式で、写真部の私はカメラマンとして参加している。
真新しい制服に身を包んだ初々しい一年生たちが続々と入場してくる。
そのなかにひとり、気になる子を見つけた。
A「可愛らしい男の子だなぁ…」
少し茶色っぽい髪色で、とても優しい目をしてる…
でも、明らかに緊張してる。
ぎゅっと手を握って…可愛い……笑
私は思わず、その子に向かってカメラを構え、
シャッターをきった。
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入学式も無事終わり、新入生のみんなは、家族と写真を撮ったりしている。
そんな中、さっきのあの子を見つけた。
A「あの〜…」
綾「はっはいぃぃぃ!」(ビクッ)
A「ごめんなさい! びっくりさせるつもりはなかったんだけど…。
あの、よかったらカメラ、お手伝いしましょうか?」
綾「あ、ありがとうございます…!」
A「それじゃあ、あの看板の前に並んでください。 ……あ、お父様もう少し寄っていただけますか? ありがとうございます。 それではいきまーす!
はい、チーズ!」
パシャッ
A「はい、撮れました!」
綾「ありがとうございます!」
A「いえいえ! じゃあ私仕事があるので失礼します。 …またね!」
やっぱりすごく可愛い子だったなぁ…
あ、名前聞くの忘れちゃった。
まぁ、学校始まれば会えるよね!
私はまたあの子に会えますようにと、心の中で呟いた……
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第1話、読んでいただきありがとうございました!
続きは一週間以内には仕上げたいなと思います。
よろしければ評価のほど、よろしくお願いします!
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作者名:夜月 雪姫乃 | 作成日時:2019年2月4日 19時