【東京リベンジャーズ】東卍のヒメ様4 (ページ2)

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144話:ヒメ様と天誅ページ2

。

部屋から出れば主要なメンバーは
マイキー意外集まっていた。

もちろん、今はキまっているので周りは見えない。
見えるのは目の前で捕まって醜く蠢いてる有象無象の
裏切りモノ。

『…汚ねぇ、春ちゃん銃か～して？』

「ほらよ」

投げ渡された銃をクルクルと回す。
春ちゃんの銃が1番殺傷能力が高いので一緒に
使っている。

その間にも外野から”やっちまえ～”なんて声が聞こえるけど”うるせぇ”とその外野に首を飛ばすムーブをする。

雰囲気に気圧され震え出す裏切り者。
辞めろと後ろに下がっていく。

『あ゛～？動かない方が良いんじゃない？
ド頭一発で抜けば楽に逝けるけど外すと悲惨だよォ』

優しいから教えて上げればさらに下がる裏切り者。
せっかく嫌いな奴に教えてあげたのに苦しい選択肢を取ったのは自業自得だしなと思うが…

外すことはない。

『ZAP!!(スクラップ!!)』

パァンと弾け飛ぶ血飛沫。
ちゃんと当てたでしょうとブイサインをして
春ちゃんの方を振り向く。

「流石、ご苦労様」

『ご褒美ちょーだい』

”後でな”と言われれば

どこからとも無くタオルを持ってきて私にかかった血飛沫を拭く春ちゃん。その手が愛おしく
縋り着けばため息が聞こえる。

『マイキーに報告しなきゃね…』

「着いてくから寝るなよ」

薬の効果切れて眠気を感じ眼を擦る…。

拭き終われば既にお天道様が出る数刻前だ。
そろそろ寝る時間でもあるが…報告もしないと行けないのでアジトへと戻る事にした…