◇警戒すべき人物◇ ページ24
結界を張り直すと同時に、兼さんがバルコニーから飛び降りる
私もおじいちゃんに抱えられて外に降りた
刀を取り出し、向かってきた時間遡行軍を一体斬る
「ねぇ、おじいちゃん…ほとんど見えないんだけど」
「はっはっは、俺も夜目は効かんからな。そういう時は、気配を感じるしかない」
「なら、俺が主の背中につくか？」
「ふむ。その方が安心だ」
私の隣に兼さんが来ると、おじいちゃんは一人で少し離れた敵を斬りに行った
「よし！主、一気に殺るぞ！」
「はぁい」
数分後、時間遡行軍の気配はなくなった
「さっきのが最後だったみたいだね」
「ああ」
私は刀を消し、兼さんは鞘に収める
おじいちゃんも一緒に共有ルームに戻り、改めて結界を張り直した
「すまんな、邪魔が入った。で、話の続きだが…」
「切り替え早すぎんだろ！」
陽ちゃんのツッコミが入る
みんなの顔からすると、さっきの戦いを見ていたように思えますが。
「ごめんね、ちょっと気になって覗いちゃった」
(´∀｀*)ﾃﾍｯとウインクする隼
急に警戒する兼さんとおじいちゃん
「おじいちゃん痛い腕に力入ってる」
「おぉ、すまんな」
「アンタ何者なんだ？」
「僕はただの白い魔王様だよ☆」
「2人とも、隼は確かに怪しいかもしれないけど、警戒しなくても大丈夫だよ？魔法使えることは話してあるでしょ。ほら、それで怪我とかも治してくれてるし」
兼さんは納得してなさそうに私を見る
「だとしても…審神者の結界をもろともしない奴が現れたってのは、俺らにとっちゃ一大事だろ」
「政府に報告する必要があるな」
「いや。審神者に勧誘されたことがあるみたいだから、政府側は知ってると思うよ？」
「…ほう」
「やだなぁ、三日月宗近さん。せっかくの綺麗なお顔が怖い〜」
キャピキャピしてる隼に対して、警戒の色を強める2人
「主、コイツとは距離取っとけよ」
「そうだな。気をつけるに越したことはない」
私はため息をつく
こうなったら弁解するのは難しい
「もぉ…わかったから、2人は先に帰ってて？」
不満そうな顔をしていたが、おじいちゃんから立ち上がり、霊力を使って無理やり帰した
結界も解く
「A…審神者の仕事って、あんな感じなの？」
葵が恐る恐る聞いてくる
「ああやって戦うのは、基本刀剣男士。今回みたいに度々例外の事態はあるけどね」
「刀とか、全部ホンモノ？」
「もちろんだよ、涙」
「じゃあ…本当に命懸けなんだな」
ポツリと、始は呟いた
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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ラッキーアイテム
白田
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soccer♪(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！亀更新にお付き合いいただき感謝です(>_<) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: cdc09c6049 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！この3つのコラボ大好きです！何時も更新されるの楽しみにしてます！ (2019年2月7日 17時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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