◇自分に出来ること◇ ページ16
「俺がもしAの立場だったら、きっと同じ行動を取ってると思う」
てっきり、“なんで今まで教えてくれなかった？”って言われるかと…
「まっ、誰かさんのおかげで異世界とか化け物とかには慣れてる方だし…」
隼が(´ω｀)ﾌﾌﾌと笑う
「これからは、なるべく俺らに隠し事するんじゃないぞ？お前が辛くなるだけだ」
私が俯くと、スマホが鳴った
長谷部主、早く帰ってきてください。加州たちが煩いです。
あはは…(^_^;
「どうした？」
始が顔を覗き込んでくる
「ごめんね、そろそろ帰らないと怒られちゃう;;」
机に手を付き、ゆっくり立ち上がった
「ちなみに今日話したことは、私たちだけの秘密ね？」
みんなは顔を見合わせて小さく頷く
「A、仕事にはいつから復帰できるんだ？」
「明日。さすがにこれ以上は休めないから、なんとか清光たちのこと説得するよ」
「…そうか」
「じゃあ、おやすみ」
手を振ってミーティングルームから出ていくAの後ろ姿を見届け、ふぅと息を吐いた
「志季、その…ごめん」
「は？」
突然の翼の謝罪に、みんな驚いている
「俺さ、何か隠し事されてることにムカついてて…
でもそれ以上に、Aの様子がおかしいのに気づいていながら何も出来ない自分にイライラしてて…
つい、しつこくなってた。
Aはもちろんだけど、志季にも余計な負担かけちゃってたかなぁ…とか思ってさ」
「それを言ったら俺だって、夜を困らせてたかもしんねぇよ」
「陽…」
少しの沈黙が広がった
「俺たちに出来ることって、何かないのか？」
大がポツリと呟く
「ないな」
「えぇぇ…即答;;」
俺の答えに、英知は苦笑いした
「夜、何かないの？」
「ん〜、えーっと;;」
涙に聞かれた夜も言葉を濁らせる
「ちなみに僕は、怪我した時に魔法を使って治してあげてるし、真美さんと志季はスケジュール調整をしてる。
みんなが出来ることって言えば、いろいろ察して行動することくらいかなぁ」
「察する…？」
望を始め、みんな首を傾げる
「そっ。現場で何かあれば一緒に誤魔化してあげて、疲れてそうだったら早めに帰してあげて、辛そうだったら話を聞いたり胸を貸してあげたりする。
これまで主に夜がやってきたことだね？」
「…はい。でも正直、俺も特に何かしてあげれてたわけじゃないから」
「そんなことないよぉ。夜が居る時、Aはいつも隣に居たじゃない。心の支えというか、頼りにしてる証拠だよ^^」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
白田
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
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ラッキーキャラ
藤村衛
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soccer♪(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！亀更新にお付き合いいただき感謝です(>_<) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: cdc09c6049 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！この3つのコラボ大好きです！何時も更新されるの楽しみにしてます！ (2019年2月7日 17時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
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