◇打ち明け話◇ ページ15
おじいちゃんたちの反対を押し切って門へ
パスワードを入力して目を閉じる
着地すると、ちょうど夜にぃが部屋に入ってきた
「A…」
「何だか久しぶりだね」
「…うん。とりあえず、ミーティングルームに行こ」
手を引かれて移動する
ミーティングルームの扉を開けると、既に全員揃っていた
「A…！」
翼がギューッと抱きついてくる
「わっ、苦しいよ;;」
「超〜心配したんだからね！」
「…ごめん」
「A、話せるか？」
しーくんの声が聞こえ、コクリと頷いた
翼に一旦離してもらい、席に座る
「えーっと、どこから話せばいいのかよく分からないけど…
まず私は、声優のほかに“審神者”としての仕事もしてるの」
「“審神者”っていうと…古代の神道の祭祀において神託を受け、神意を解釈して伝える者のこと。だよな？」
「さすが始さん;;でも私がやってるのはちょっと違くてね…
霊力とか神気とか特殊な力を使って、刀に人の身体を与え、その彼ら…刀の付喪神『刀剣男士』を従えて歴史を守る職業なんだよ」
みんなはポカーンと聞いているけど、そりゃそうだよね;;
「あと、普段は“本丸”って呼ばれる異世界みたいなところで刀剣男士たちと生活してる。だから、部屋は殺風景だったし、私はそこに居なかったの」
少しの沈黙のあと、恋がゆっくり口を開いた
「それってさ、もしかして芸能活動休止したときに始めた？」
「うん」
「…どうしてそこまでして？」
「政府の人に無理矢理やらされたんだよね;;」
政府が絡んでることに、みんなは驚いている様子
“政府に逆らうべからず”というのは、今となっては常識中の常識だから…
「審神者の仕事って、危険？」
「！ん〜、時と場合によるかな」
「…この5日間、何してたの？」
「えっ、まあ、簡単に言うと…強制的に休まされてたというか…
一応こっちは従えてる立場なんだけど、みんなは付喪神と言えど神様だから、逆らえない時は逆らえなくて…」
「それって大丈夫なの？」
「うん。みんな心配性なだけだから」
数分後
「恋、一ファンとして気になることは多々あるだろうが、その辺にしておけ」
「…はぁい」
始は、ずーっと質問責めしてきた恋にストップをかけ、私に視線を向けた
「A、よく話してくれたな。ありがとう」
「え？」
予想外の言葉に、思わず首を傾げる
「みんなに嘘をついて誤魔化して、隠し続けてきたこと…辛かっただろ？こうやって打ち明けるのも、怖かっただろ？」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
白田
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
ラッキーキャラ
藤村衛
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 165人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
soccer♪(プロフ) - さらさん» ありがとうございます！亀更新にお付き合いいただき感謝です(>_<) (2019年2月7日 22時) (
レス) id: cdc09c6049 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！この3つのコラボ大好きです！何時も更新されるの楽しみにしてます！ (2019年2月7日 17時) (レス) id: 8178d9f7d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
