【呪術廻戦】 だからお前は推しじゃないんだよ！！ 【五条悟】

推し90 ページ45

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如月「なんでよ‥‥なんでなのよ？！」


如月サツキは目の前の光景に声を荒げる


無理もないだろう


彼女の最高傑作とも言えるほどの
一番の火力をもった呪骸が


【ズドォオオオンッツツ！！！！】


『っ‥‥』


手も足も出ないのだから


如月サツキ(4級なチビが私より強い？！


2級の私よりも？！


なによそれ


私は4級よりも劣っているっていうの？！


そんなの‥‥)


『‥‥』


如月「そんなの
許されるはずないでしょ？！」


落ちていたナタを拾い上げ


呪骸を仕留め終わったAに襲いかかる


だがここまでの戦いでわかるとうり
彼女たちの実力差は歴然だ


確かに如月サツキは才能がある


呪力量も術式も優秀かつ強い


だが


Aとはレベルが違いすぎた


そもそも最初から
勝てるはずがないのだ


なんのリスクもなくこの世界に来た如月サツキ


命を落として再構築され
こちらの世界に来たA


そう


Aは特殊ではあるものの
天与呪縛と似た呪いに
当てはまってしまったのだ


縛り‥‥贄は彼女の前の世界での命


命は一番重く
縛りや贄として強力なカードなのだ


つまり彼女は


【ドスッ】


如月「に"ぃいっ？！？！」


『‥‥』


前の世界で死んだ時点で
呪力量も才能も全てを手に入れていたのだ


【ドスッツ】


如月「かはっ？！」


【ドサッ】


『舐め過ぎだよ、お嬢ちゃん』


トドメに腹部に一発拳をキメると
如月サツキは唾液を吐き出し体制を崩し
持っていたナタを落とした


そこへAは足でナタを蹴り飛ばし
如月サツキの足を引っ掛け
如月サツキを転倒させ両手を拘束し馬乗りに


如月サツキは痛みで苦しみながらも必死に
振りほどこうとするもビクともしない


Aはスッと五条悟たちの方へ向き
『勝負あった‥‥でいいですか？』と聞く


すると庵歌姫はため息を


そして五条悟は上機嫌で
「オッケー！！」と両手で丸を表す


それを見たAは如月サツキ
を見下ろし


『だってさ、終わったよ』


と言うと如月から降り
五条悟たちの元へと歩きだす


しかし


如月サツキは納得しておらず起き上がると
よろめきながらも走り出し
背後からAに掴みかかる


【ドサッ！！】


如月「ギャッ？！」


『終わりだって言ってんだろクソガキ』


だが掴んだ瞬間背負投げをされ
激しく背中を打った


痛みに悶える如月サツキを横目に
Aは再び歩き出した

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