推し86 ページ41
如月の方を見上げると
印を結ぼうとしていた手は
五条さんに掴まれ止められていた
そして如月自身は
驚きと焦りで顔が真っ青になっていた
五条さんとの距離が近いなんて
珍しいことでもないのに好きだと
自覚した今はとても心臓に悪い
私‥‥今の顔大丈夫かな
というか怪我で顔が包帯やら湿布やらで
大丈夫じゃねーわ
メイクも多分落ちてるし‥‥
あー大惨事
マジ勘弁
如月「あっや‥‥」
「ここにいたのねサツキ!!
早く戻りなさい、アンタがいないと‥‥
‥‥って何やってんの?アンタたち‥‥?」
そこへ京都校の教員
歌姫が部屋に入るが部屋の状況に
うまく理解が追いつかず首を傾げる
まあ‥‥そうなるわな
私が逆の立場でもそーなるわ
五条「ちょっとー歌姫せんせー
一体お宅ではどういう教え方してるわけ?
怪我人に襲いかかるとか
僕、結構イラッとしちゃったんだけど」
庵「はぁ?!」
口を尖らせていう28歳
顔が良くないと許されない仕草だ
‥‥お宅って事は
コイツ、京都校なのか
どうりで見たことないはずだわ
庵「ちょっとサツキ?!それ本当なの?!
それともその馬鹿の悪い冗談?!」
五条「こんな時まで馬鹿呼ばわりって」
歌姫が如月の肩をつかみ少し焦りながら聞くと
如月はバツが悪そうな顔をする
‥‥言い訳のしようがないよな
なんてったって私はボロボロの怪我人
そんな私を悪者に
仕立て上げるのも状況的に無理がある
自白はよ
そう思ったのだが
如月「ち、違うんです‥‥私は‥‥
い、家入さんに頼まれて治療を」
『は??』
なんとこの女、嘘で固めて善人でいい子な
ルーキーちゃんを貫くこうとしているのだ
‥‥そこまでするかね
如月「だけど、目が冷めたばかりで
混乱してたみたいで‥‥
それで襲いかかれて‥‥
それで‥‥それで‥‥」
如月は両手で顔を覆い
私悪くありませーんと演じに演じる
‥‥反論するか
それより先に手が出そうだが
ここで先に手を出したらこっちの負けだ
耐えろ
五条「‥‥で?」
如月「え?」
五条「え?じゃないよ
そのくっさい
芝居は終わりかって聞いてんだよ」
五条さんの少しドスの聞いた声に
一瞬でピリッとした空気に早変わりした
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あっぷる(プロフ) - 茜さん» ご指摘ありがとうございます。修正致しました。 (2021年2月14日 22時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - コメント失礼します!!推し65の真人が他人になってますよ (2021年2月14日 10時) (レス) id: 30d2182c9a (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - 朧さん» ひえっありがとうございます!!夢主を可愛いと思っていただけるとは‥!!生きがいだなんて‥‥すっっごく嬉しいです!これからも更新頑張ります!! (2021年2月13日 1時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
朧 - 夢主が可愛い…(トートツにすみません)だからお前は推しじゃねぇんだよ!!書いて下さり本当にありがとうございます。見るの楽しいです。これが私の生きがいだと思いましたこれからも更新頑張ってくださいね!(_´∀`_) (2021年2月12日 23時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる(プロフ) - 如月さん» 本当に同じお名前ですね!なんかすみません‥‥優しいお言葉ありがとうございます!更新頑張ります! (2021年2月11日 0時) (レス) id: 2a322f4b7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あっぷる | 作成日時:2021年2月1日 1時