【呪術廻戦】 だからお前は推しじゃないんだよ！！ 【五条悟】

推し78 ページ32

『‥‥』


真人(‥‥こっちにまでピリピリ伝わってくる)


初めての参


弐と比べると呪力の消費がすごいな


でも


"まだいけるな"


『‥【狸囃子】』


手をポンッと叩くと


背後からズズズと音をたて
狸が2匹現れる


真人「式神？へぇーそんなこともできるんだ」


『‥‥』


調伏したばっかだけどな


でも


やるしかないんだ


『いけ』


そう言うと狸達はふらっと
仁王立ちをし真人を見ると


腹部が肥大化する


そして


【ポンッ】


『【真空撃】』


【__________________!!!!!!!!!】


腹を叩くと見えない斬撃が
音と共に飛んでいく


その斬撃は広範囲に広がり
積まれた瓦礫を粉々にしていく


真人は一瞬で
手を翼に変え空へと上がりかわす


真人(なんて広範囲な攻撃
あれだけでもかなりの呪力量が必要なはず


なのに)


『墜ちろ』


真人よりも高く飛び上がり思いっきり奴を
蹴り落とすとそのまま下へと高速で落下し


コンクリートをぶち破り
下の階にまで落ちていく


‥‥あぁ


弐よりも


体が軽い


真人「っ‥‥ヤバいな
(自身へのバフまでかけている
一体どれだけの呪力があるんだ)」


『【真空撃】』


追い打ちをかけるように
下の階にまで落ちた真人に向かって
狸囃子たちは真空撃をぶち込んでいく


が


【ドシャアアンッッッ！！】


これだけではやられちゃくれない


真人は下の階からここまで一気に
上がってきやがった


真人「‥ねぇ、結構効くんだけど
まさかコイツらも魂の輪郭わかってんの？」


『違う、私の呪力操作でそうしてるだけだ』


真人は式神がダメージを与えてくるとは
思ってなかったのかかなり油断していたよう


そのせいか、当初想像していた
ダメージよりもかなり効いている


『下がれ』


再びポンッと手を叩くと
狸囃子たちはすうっと消えた


後はこれにかける


真人(式神の呪力を
自分の強化につぎ込むつもりか)


【ザッ！！】


真人「？！」


『っ‥！！』


真人の間合いに入り込み
顔面腹部に蹴り、拳を入れていく


入る


入る


攻撃が入る！！


真人(あの時と比べ物にならない速さ！！
虎杖悠仁よりも速い！！
打撃も重くなんて強力な！！)


いける


いける！！


いける！！！


『だぁああああああ！！！！』









祓え！！！！！









【どちゅっ】





腹部から伝わる嫌な痛み


ボタボタと流れ出す生温かいもの


ゆっくりと見下ろすと


『かふっ‥‥』


真人の手が腹部に刺さっていた

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