【呪術廻戦】 お前は推しじゃないんだよ！！ 【五条悟】

推し8 ページ10

五条「中々似合うじゃなーい！
‥ふふっ‥‥改めて見ると結構ツボかも」


焼肉定食の文字にケラケラと
楽しげに笑うこの男に殺意以外の感情が
芽生えないのだがどうすればいいのだろう


じとっと五条悟を睨みつけると
「ごめんごめん！怒らないでよ〜」と言い


私の頬をムニムニと触るが
やはりクスクス笑ってやがる


この野郎‥‥


五条「さぁ！気を取り直して行きますか！」


は？


どこに？


五条「チキチキ！五条悟の！
突撃！学校構内ツアー！ドンドンパフパフ〜！」


『‥‥』


五条「‥‥少しはノッてきてよ悲しくなる」


こんなトレーナー着せられて笑われて
ノれるわけねぇだろ


こんな糞トレーナーで
人前に出るとか絶対やだね


【きゅっ】


五条「はーい！強制しゅっぱーつ！」


『‥‥』


しかしそんな私の思いは届かず
私の手を引き無理やり外へと連れ出す


‥‥改めて思うけど


私とんでもない男に拾われたっぽい


ーー

ーーーー

ーーーーーーー


五条「改めて説明しておこうか
ここは東京都立呪術高等専門学校！

日本に２高しかない呪術教育機関

表向きでは宗教系学校ってことになっている」


『‥‥』

五条「昨日説明した呪術師たちは
ここを起点として活動してるんだ

かくいう僕もね」


学校内を案内しながらこの学校のことや
呪術について簡単に説明してくれている


まぁアニメで見たし
そこらへんは知ってるんだけど


五条「おっ！第一村人はっけーん！」


そう言うと「めっぐみー！」と
テンション高めで黒髪の青年に声をかける


伏黒恵‥‥


この子もレート割と高い子よな‥‥


あと犬が可愛い(犬派)


伏黒は五条悟の声でこちらへ振り返ると
私を見て目を丸くして眉間にシワを寄せる


伏黒「‥‥誘拐で「違うよ」」


五条「紹介するねー
伏黒恵、僕の可愛い教え子

で、こっちは僕の彼女の《違う》え？」


スマホの電源を入れ、和訳の音声機能を
使いなんとか妄言を否定した


五条「わー、もう使いこなしてるよ
現代っ子かよー」


《現代っ子です》


伏黒「‥‥なんで声を出さないんだ？」


五条「出さないんじゃなくて出ないの

一時的にね」


そう言うといまいち
掴めていない様子だった


説明適当すぎる


伏黒「新しい一年ですか？」


五条「いや？違うよ
学生じゃないし成人してるし」


すると「成人してる」という言葉に
見たことのある反応を示す伏黒


‥‥そんなに子供に見えるかね

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