【呪術廻戦】 お前は推しじゃないんだよ！！ 【五条悟】

推し24 ページ26

五条「じゃぁ行ってくるね」


『はい、いってらっしゃい』


五条「‥‥」


『どれだけ待っていようと
いってらっしゃいのキスとやらはないです』


五条「ッチ」


舌打ちを軽くすると口を尖らせて
部屋から出ていった


今日から奴は出張らしいのだ


多分少年.院の話が近いのだろう‥‥


虎杖が1度死ぬときが近い


そう考えるとなんとも言えない気持ちになる


私がいることで変に
展開が変わらないといいんだけど‥‥


まぁ今はそれは置いといて、だ


『さて、取り掛かりますかね』


実はこの機会をずっと待ち望んでいた


‥‥いや


別に五条悟と一緒にいたくないとか
一人になりたいとかそういう話ではなくだ


『‥‥あれ』


ない‥‥


さては゛隠したか゛


それとも処分したか‥‥


‥‥仕方ない


゛持ってそうな゛ところに行くか


ーー
ーーーー
ーーーーーー


伏黒「呪術に関する本、ですか？」


『そう』


私が探していたのは呪術関係の本


五条悟の部屋に何冊かホコリを
かぶったのがあったはずなのだが


どうやら撤去されてしまったらしい


伏黒「五条先生の部屋に
だってあるでしょう？一冊くらいは」


『だめ、撤去されてるから』


伏黒「なぜ？」


『さぁ？

なんか私には読ませたくないんだってさ』


読もうとするとすぐに取り上げられて
手の届かないところに
置かれてしまうことが殆どだった


何故そこまでして
私に読ませたくないのかはよくわからんが


私はとにかく
なんでもいいから読んでおきたいのだ


伏黒「‥‥まぁ貸すのは全然いいですけど

五条先生にバレたら
やばいんじゃないですか？」


『本を読んでるか
読んでないかなんて黙ってりゃわからんよ』


それこそどっかの小学生の死神みたいに
盗聴器でも付けられてない限りはね


そう言うも伏黒は眉をひそめて
少し躊躇っているような様子


‥‥そんなに読んだこと
バレるのってヤバいん？


伏黒「‥‥


これは


俺の憶測でしかないですけど」


『？』


伏黒「五条先生は‥‥Aさんを
こちら側に引き入れたくないんだと思います」


『こちら側‥‥？』

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