【呪術廻戦】 お前は推しじゃないんだよ！！ 【五条悟】

推し20 ページ22

五条Side


五条「よいせっと‥‥」


【ボフッ】


自室に帰宅してすぐ
寝室に向かい眠ってしまった
Aをベッドの上へと下ろす


五条「まーまー‥‥


ぐっすりだこと」


運んでも


下ろしても


まっったく起きない


成人してると本人は言ってたが
寝ている姿はまるで子供のよう


本当に成人してるのかね‥‥


『‥‥』


五条「‥‥」


よくもまぁ狙ってる男の前で
こうも危機感なく寝てられるな


まぁ疲労感と満腹感で寝てるんだろうけど‥‥


でも


【ｷﾞｼｯ】


五条「あんまり危機感ないと食べられるぞ？」


『‥‥』


横たわっているAに跨り
顔を鼻すれすれまで近づけて言うが


完全に寝落ちている様で起きる気配がない


‥‥


‥‥はぁ


【ちゅっ】


五条「僕、好きな子には割と優しいから

今日はこれで勘弁してあげる」


額に口づけをし
Aの横に寝転び


腰の辺りに腕を回し
ゆっくりと引き寄せ体をピッタリとくっつける


‥‥


あったか


体温が高いのかくっつくと
ポカポカとあたたかく心地よい温度だ


これは冬にピッタリな湯たんぽだわ


五条「‥‥」


改めて見るとまつ毛なっっが


口も割と思ったより小さい‥


ビフテキ食べてる時
すんごい大口で食べてたのに


なに？


伸縮性でもあるの？


『‥‥』


五条「‥‥」


あぁ


五条「早く落としたい」


早く自分だけのものにしたい


僕だけの笑顔


僕だけの視線


僕だけの好意が欲しい


このままやることヤッて
自分のものにすることもできるが


そんなの意味がない


結婚どころかどのみち破滅するだろう


五条「‥‥もどかしいなぁ」


落とすなら着実に距離を縮めないと


そう


着実に‥‥

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