よんじゅうごわ！ ページ6
数日後、クロコダイルとドフラミンゴは自国に帰った。アレでも一応、一国の王らしい、ああ見えて。
一方ミホークはまだ海軍本部に堂々と居座っている。帰れよ。
『あのさ、暇なら掃除手伝ってくれないかな？？』
「断る」
廊下のモップ掛けをする私の近くに椅子を置いて、新聞を読むミポたん。本当に何お前、煽ってんの？？？
『じゃあ愚痴聞いてくれる？？』
「…良かろう。暇つぶしにはなる」
『じゃあ言うけど、最近、私の扱いとか監視が雑じゃないカナ〜〜！？今とか！！黄猿さん居ないし！！！代わりに何故かミホークいるし！！』
「知らんな」
『アッ、はい』
別に監視されたい訳じゃないけど、黄猿さんいない日多いし、センゴクはたまにしか部屋に呼んでくれないし。
本当、黄猿さんな。
多忙なのは分かるけど、めっちゃ任務に行くんだよ。朝までにはだいたい帰って来るけど、寂しいじゃん？？兎って寂しくて死んじゃうんだよ？？？私兎じゃねぇけど。
『早く帰って来ないかなぁ〜…』
「…Aは黄猿が好きなのか？」
『うん。いっぱいしゅき♡』
「そうではなく…」
ミホークが、少し顔を歪ませる。
あぁ、オッケーオッケー。あっちの好きね。理解理解。
『男としてってこと…？？』
「！…意外だな。そういうのには鈍感なのかと思った。どう説明してやろうかと…」
『鈍感な訳じゃないんだけど…そういうのってさ、ストレートに言ってくれないと気づけなくない？？昔から人の感情には敏感なんだけど、好きの違いは分かんなくてさ〜〜〜〜』
「なるほど…」
少し考えるようにうつむくミホーク。
そして、まっすぐ。射抜くようなミホークの鷹の目が、私の目を捕らえた。
「…好きだと断言は出来ないが、少なくとも俺は今、お前のことが気になっている」
『ん？？？？』
「勿論、そういう意味でだ」
『いや早い早い早い、展開が早い』
「これで伝わったか？」
この野郎話聞けよ。
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無礼物(プロフ) - なぎささん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてなによりです〜！続編の方は修正にまだ時間がかかりそうで、もう少しお時間いただきます…！申し訳ないです…！ (11月1日 18時) (
レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - trumpet423さん» ありがとうございます！！期待こたえれるようにがんばります！ (11月1日 18時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - 始めまして！ とても面白いです！！つい、一気見しちゃいました。 良ければ続編を見たいのでパスワードを教えていただけませんか？ (10月21日 9時) (レス) id: 9e4df9710a (このIDを非表示/違反報告)
trumpet423(プロフ) - 続編が楽しみです！修正されていなくても読みたいぐらい！！ (9月28日 9時) (レス) id: d5ce9d2109 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - カイさん» ご愛読ありがとうございます！すみません、続編はまだ修正中ですのでもう暫くお待ちください…！更新速度がゆっくりで申し訳ないです…！ (9月16日 1時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無礼物 | 作成日時：2018年1月5日 0時
