ななじゅうろくわ！ ページ41
『…ミホークも、もうどうでもいいわ…』
「ふん」
「へぇ〜〜〜〜？？で？？？俺は？？？」
『ドフィはダァメ♡』
そう言ってウィンクすると、胸を押さえて苦しそうにしながら理由を聞いてくる。
『自分で考えろよ』
「俺が薬飲ませたからか…」
「飲ませたことより、飲ませ方が気色悪いんだよ」
『それはまあいい。生娘じゃねーし』
「良くはないだろう」
正直言うと、気分治った今となればそんなことどうでもいい。
ほら、ちょっと嫌なことあって気分が落ち込んでる時は急に顔の皺とかシミとかが気になったり、自分の服装ダサくないかって心配になったりすることあんじゃん？？
それと一緒。時が経ったら直んのよ。
『反省してんの？』
「してる…」
『ふーん………ま、行動で示さねーと、分かんないよなぁー？？』
そういうと、しょんぼりしながら謝罪の体制に入るドフラミンゴ。それをニヤニヤしながら見るクロコダイルと、心底どうでも良さそうに横目で見るミホーク。
『違うだろ、ドフラミンゴ』
「？」
『わかんねえ？』
「…分からねえよ」
『だっこ♡』
「…………エッ！？！」
『ん』
両手を広げて待ってると、雰囲気アワアワしながらも動作には微塵も出さず実に優雅に抱き上げてくれた。
「コイツの前世傾国の悪女だろ」
「悪いなクロコダイル…俺は分かってても受け入れられる次元にきてんだ…」
「悔しくねェ」
流石クロコダイル、私の性格の悪さ分かってんじゃん。
本音を言うと私のことが大好きなドフラミンゴ揶揄ってめちゃくちゃ遊んでる。可愛い。
『あはは、もっと甘やかせよ』
「フッフッフ！任せろハニー、空の散歩でもいかがかな？」
『それはいい』
私は貰えるもんはもらう主義だから、お前の好意も私の好きなように使う。で、イイ子にはちゃんとご褒美をあげねぇとな。
『クロコダイルとの旅行は当然同行させてやらねぇけど、可哀想なドフィにもちゃんと構ってやるよ』
「え…」
「よかったな」
「扱いが完全にペットのそれだろ」
『いつか私がお前の国に遊びに行ってやる』
「え…」
「…」
は、何その気まずそうな顔。しかもクロコダイルまで。
「いや…嬉しいが…」
「是非是非ドレスローザに行ってやれ。アラバスタには死んでも来るんじゃねェぞ」
『何々急に何？？？』
「放っておけ。どうせ何か後ろめたいことでもあるんだろう。詮索してやるな。くだらん」
『バチクソ辛辣』
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無礼物(プロフ) - なぎささん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてなによりです〜！続編の方は修正にまだ時間がかかりそうで、もう少しお時間いただきます…！申し訳ないです…！ (11月1日 18時) (
レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - trumpet423さん» ありがとうございます！！期待こたえれるようにがんばります！ (11月1日 18時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - 始めまして！ とても面白いです！！つい、一気見しちゃいました。 良ければ続編を見たいのでパスワードを教えていただけませんか？ (10月21日 9時) (レス) id: 9e4df9710a (このIDを非表示/違反報告)
trumpet423(プロフ) - 続編が楽しみです！修正されていなくても読みたいぐらい！！ (9月28日 9時) (レス) id: d5ce9d2109 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - カイさん» ご愛読ありがとうございます！すみません、続編はまだ修正中ですのでもう暫くお待ちください…！更新速度がゆっくりで申し訳ないです…！ (9月16日 1時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無礼物 | 作成日時：2018年1月5日 0時
