よんじゅうななわ！【鷹】 ページ8
【ミホーク サイド】
『ふふふふ〜んふふふ〜ふ〜♪』
鼻歌混じりに歌を歌いながら、キッチンの片付けをするA。
掃除が終わって、Aの部屋でゆっくりしていたら黄猿が帰ってきたが、また仕事に行った。
今日はあれがいない代わりに俺がこの部屋に居座る。勿論、Aに承諾は得た。
『っし、終わった！』
「A」
片付けを終わらした彼女に、手招きをすると『ん〜？』と言いながら笑顔でトコトコ歩いてくる。
「ここに座れ」
『え？…膝の上？？』
「あぁ」
『うぇ〜〜い！！お邪魔しまぁす！』
素直に俺に背を向けて座るA。後ろから軽く抱きしめると、自分の比じゃない程に細くて少し驚いた。
…こんなに小さい体なのに、どこからあんなパワーが出ているんだろうか(褒めてる)
『どーしたの、ミホーク。随分ベタ甘じゃん』
「そうか？」
『んー…因みに今の私は甘えたい気分なんだけど、どう？』
「…甘えるか？」
『んふふ、うん』
そういって俺の方向き直り、俺を見上げた。先程までとは打って変わって、少し恥ずかしそうな笑みを浮かべる。
…脳筋に見えて意外とあざといことをするんだな(褒めてる)
『……定期的にさぁー、無性に温もりが恋しくなるんだよねぇ…ミホークはない？』
「ないな」
『ッハー！一匹狼だねぇ…、…………』
そして、再び俺に抱きつき、体重を預けて言う。
『あ”〜まだやる事残ってんだけどなぁ〜……ごめん、ちょっと寝させてもらっていい？』
「構わん」
『やっさし〜い。30分したら起こしてちょーだい』
「あぁ」
目を閉じると直ぐに寝息を立て夢の世界へ行くA。そんなに疲れているようには見えなかったが。
「…………黄猿に嫉妬するぐらいには気に入っている…」
これは、Aはまだ知らなくて良い。
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無礼物(プロフ) - なぎささん» コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてなによりです〜！続編の方は修正にまだ時間がかかりそうで、もう少しお時間いただきます…！申し訳ないです…！ (11月1日 18時) (
レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - trumpet423さん» ありがとうございます！！期待こたえれるようにがんばります！ (11月1日 18時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
なぎさ(プロフ) - 始めまして！ とても面白いです！！つい、一気見しちゃいました。 良ければ続編を見たいのでパスワードを教えていただけませんか？ (10月21日 9時) (レス) id: 9e4df9710a (このIDを非表示/違反報告)
trumpet423(プロフ) - 続編が楽しみです！修正されていなくても読みたいぐらい！！ (9月28日 9時) (レス) id: d5ce9d2109 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - カイさん» ご愛読ありがとうございます！すみません、続編はまだ修正中ですのでもう暫くお待ちください…！更新速度がゆっくりで申し訳ないです…！ (9月16日 1時) (レス) id: 64341fbe5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無礼物 | 作成日時：2018年1月5日 0時
