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、
啓「ほんっと人のこと巻き込んでさぁ!!!」
A「だからお詫びに大量に新作送りつけたじゃないですか」
啓「メンバー誤魔化すのマジ超大変だったんだからな?!」
剛「まぁまぁ、落ち着いてくださいよ、啓司さん」
メンバーが開いてくれたパーティで、
啓司さんは心底迷惑そうに当時のことを打ち明ける。
A「いつまでその事引きずるんですか?」
啓「あのねぇ、俺彼女にも変な誤解されかけたんだよ?!いい迷惑だよね?!人のこと利用したくせして、結局くっつくんだもん。意味わかんねぇわ!!」
お酒がまぁまぁ入ったこともあり、
啓司さんは当時の話をネチネチと披露する。
人「しっかし、あのAちゃんをよくもまぁ堕とせましたね、岩田さんや」
剛「真実の愛ですよ」
A「何くっさいこと言ってんの」
バシッと俺の肩を叩いて、隣の席に座る彼女。
臣「んで、ドレスのデザイン決まったの?」
A「そー!決まったんです。見ますか?」
剛「そこは式の楽しみだろ!」
A「あー、そうね」
あれからしばらくして、
彼女は自らのブランドを LIAR と名付け
俺たちのSNS効果もあり、世に華々しく羽ばたいた。
彼女の才能はあっという間に世界に広まり、
今や一流ブランドとなり
彼女も忙しい日々を送っている。
健「楽しみやなぁ!結婚式!友人代表スピーチ、啓司さんやって?」
A「どうせ今日みたいに利用されたことをツラツラと発表するだけですよ。笑」
式や披露宴、ドレス、彼女は自分で全てを設計する。
これが本当に
最後のブライダルの仕事だと、言った。
もう未練はないと、あの幼い笑顔を向けるんだ。
A「女なんて、嘘でできてるんだから。笑」
結局いつもそう言いながら、
彼女は俺への愛だけは嘘じゃないことを
証明してくれるんだ。
fin.
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雨 - 続けてのコメントですみません(>_<) 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 1.のここの台詞 『たかの… これ電話の途中で切れちゃったから台詞が途中になっているんですかね? (2022年3月2日 0時) (レス) @page2 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜分遅くにいきなりすみません。。。 物語読んでいて気が付いたのですが。。。 オープニングのここの部分 俺は周りに少し騒がれながらもに座っていた。 これ椅子が抜けてませんか? (2022年3月2日 0時) (レス) @page1 id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
lovekusu(プロフ) - ヤバい…デス…久しぶりにヤバい感じです。がんちゃん推しなので、更新待ってます!色々大変でしょうが、スフィンクスさん好きですよ。 (2017年2月21日 22時) (レス) id: 1a2f52ac65 (このIDを非表示/違反報告)
あみ - すごくおもしろいですね!このお話にはまりました笑更新頑張ってください (2016年12月26日 14時) (レス) id: 81ef5a65e6 (このIDを非表示/違反報告)
りん - とってもおもしろいです!! 更新がんばって下さい!楽しみにしています! (2016年12月19日 23時) (携帯から) (レス) id: b12524bc32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:スフィンクス | 作成日時:2016年12月18日 23時