あなたの我儘を聞かせて (ページ7)

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報告したいことページ7

〜

『…二人に話したい事が、、』

「ちょうど私も話したい事があったんだ」

「あら、A1人だけ？｣

大方の皿洗いを終わらせ父レイリーとシャッキーさんを
呼び出した

シャンクスと付き合った事だけでは無い
海に一時的に出る事も報告する為だ

「先に話してもらおうか？」

『し、、シャンクスとお付き合いする事に…
な、なりました、、』

「ふっやっとか」

『私もそう思っているけど今は空気を読んで欲しいわ
これでも父に言うのは緊張しているのに』

「おめでとう、あの少年よく頑張ったわ」

「シャンクス、Aが産まれた時から
ずっと気に入っていたからな…

解散した時は随分寂しそうだったな」

『それは私も知っているわ
ココに来て船を出す度に女々しくなるんだもの』

初めてハンコックに見つかった時それはそれは
大喧嘩で船を出すのが早まってしまい
その時には何も喋らなくなる程落ち込んでいた

「わざわざ戻ってくるなんて
Aは愛されているよ」

『あ、それとあとひとつ大事な話が……』

コツコツコツ

「A」

『はぁ…タイミングがいいのか悪いのか、、
ちょうど話す所だったの』

「レイリーさん

Aを東の海に連れていく許可をください」

珍しく深々と頭を下げるシャンクス
その姿にAは目を見開いていた

『(海に出したがってたのは父もだけど…)』

ドンドンドンッバタッ……

「…外が騒がしいな」

「お、お頭ーーーッ！！」

「た、助けてくれぇぇぇっ！！」

「A……」

『また……面倒なことに……』