あなたの我儘を聞かせて (ページ21)

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本音と仲直りページ21

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Aが眠りから覚めると夜食と
メッセージが書かれた紙を見つけた

“A〜、喧嘩するのはいいが
飯は食べてくれ！

俺の飯に罪はねぇぞ〜
ルウ”

冷えきった夜食をどうするべきか悩んでいた時
ノックが掛かった

『どうぞ、…ベック』

「悪ぃ、邪魔するぞ」

『いいの …シャンクスのことよね』

「ウタがやっとの事で認めたんだ
透明石が珍しくつけてしまったんだとよ…」

『知ってるわよ、ウタちゃんが犯人なのは
私はただシャンクスが話を聞いてくれなさそう
だったから自室で寝ていただけで』

しばらく沈黙が続く…

「Aはもっとお頭や俺達に甘えろ
お頭の恋人以前に年齢的に言えばまだ甘えていい歳だ

欲しいものは欲しい、して欲しい事はして欲しい
誰も迷惑だとおもっちゃいねぇよ

寧ろ甘え無さすぎて心配ばっかりだ」

『…謝らないとね、シャンクスにも皆にも』

「お頭はやけ酒して自室で寝てる

あ、後なもうすぐでフーシャ村に着く
ついでに起こしてきてくれねぇか」

『〜！もちろんっ！』

「ほらここで喜ぶ前に早く行け
また何かあったら呼んでくれよ」

『ふふ、ありがとうベック』

Aは笑みを零しながらシャンクスの部屋へ向かった

ガチャ

少し静かにドアを開けると運ばれたシャンクスが
まだ眠っていた

『よく見たら物凄く整った顔…してたのね
ふふ、やっぱりこの顔も赤い髪も好き

一緒に寝れなくてごめんなさいシャンクス』

ガシッ、、、

シャンクスが起きていると思っていなかったAは
シャンクスの方へ倒れ込んでしまった