・ ページ19
・
「うわあああああんんんっ!!!!!
あだじ悪くないもんーーっ、、、!!!」
事の発端は数十分前に遡るー。
ウタに食器を取らせにAの部屋へ行かせたA
さほど重くないから大丈夫だとその予想は
当たっていたのだが年下の好奇心を甘く見すぎていた
「うわぁ、これいいな!私も欲しい!」
食器を取りに来たウタはAの部屋に置いてあった
ネックレスに目を輝かさせていた
自分の姿が透けて見える程の透明石で
ウタは見たことがなかったので手に取ってしまったのだ
着けている姿を見せたらシャンクス達に褒められるかも
淡い期待を寄せてウタはシャンクスの所へ駆け寄った
「みてー!!!シャンクス達!」
「お、ウタ綺麗だなそれ」
「んー?あれどっかで見た事があるような…」
「ヤソップもそう思うか?」
「二人とも何言ってるの?これは、、」
“Aの物だよ”ではなく“ウタの物だよ”と
言いかけていた時だった
言いかけていたのが悪かったのだろうか…
バリンッ
「ウタ……それ…
Aに………貰ったのか?」
「そ、…そう…そうだよ……?…」
ウタはネックレスについてシャンクスが知っていると
瞬時に理解し咄嗟に嘘をついてしまった
ウタだけではなく赤髪海賊団のクルーは
“シャンクスからの贈り物”だと見抜いた
481人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:冬乃 | 作成日時:2022年10月4日 13時