わたしたち結婚しました

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れんくんがベッドに飛び込んで、少しだけわたしのほうを向いて手招きをする。なんだろう、撮影の合間に着替えたゆるい部屋着なのにちょっとセクシーな感じ…。

同じようにベッドに飛び込む勇気はさすがにないからゆっくりと近づく。

一歩一歩、れんくんのセクシーさから目をそらすように歩いていると、痺れをきらしたらしいれんくんが起き上がってぐいっとわたしの腕をひいた。


「わっ！」

目黒「ねぇなんでそんなゆっくりなの」


勢いのまま、気がつけば腕の中。ぎゅっと抱きしめられたまま二人一緒に寝転がった。


目黒「一緒に寝るの嫌？」

「嫌じゃないけど……はずかしいもん」

目黒「……俺も恥ずかしいんだけど」


見上げるとわたしの目にそっと手をかぶせる。


目黒「あんまり見ないで」

「なんで？」

目黒「………我慢できなくなる」


きっとそれはマイクも拾わないくらいの声で、すごく早口で言われたからすぐ近くにいるわたしも意味がよくわからず。


「…なんて言ったの？」

目黒「ん〜、秘密」


やっとわたしの目隠しを外して、またゆっくり頭を撫でるれんくん。そろそろ寝る体勢に入らないと、スタッフさんたちも帰れないよね。

そう思って控えめに抱きついてみた。いっぱい恥ずかしい思いをさせた仕返しだ。


目黒「なーに、急に甘えたくなった？」

「…もう寝るの」

目黒「ふふ、そうだね。寝よっか」


れんくんの甘い声にまどろんだわたしはゆっくりと目を閉じた。






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すのちゅーぶで目黒がネタ提供をしてくださったので早速！(絶対違う)

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