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初日で数時間しか経ってないのに心拍数がやばいんですが！！！と心の中で叫ぶ。
風で飛ばされそうだったからキャップを脱いで車に置いてきたのが間違いだったのか。今、れんくんとわたしはおでこをこつんと合わせている。
見つめ合ってどれくらい経っただろう。すごく長い時間こうしてる気がするんだけど、気のせいかな。
あの、本当、心臓がいたいくらいドキドキしてるんだけど……！
目黒「…あ、もう17時だ」
「え？」
遠くから聞こえてくる音楽を聞いてやっとわたしから離れたれんくん。どうやら時間を知らせる音楽らしい。
目黒「買い物して、家に帰ろ」
「うん、…お腹すいたね」
目黒「ご飯つくってくれる？」
「うん！料理するの好きだから。れんくんは、お手伝い」
目黒「俺あんまり料理できないよ？」
「大丈夫！簡単なことしてもらうから！」
こう見えてわたしは家政婦さんがお休みの時はメンバーのご飯を作ったりしているのだ。元々食べるのが好きだし、料理上手なウェンディオンニと一緒に料理をするのも楽しいし。
日本の料理はあまり作ったことないけど、れんくんのお口に合うもの作れるかなぁ。何食べたいか聞いて、肉じゃがなんて言われちゃったらどうしよう。
…料理が好き、なんて言わなければよかった……
▽△▽
あれからスーパーに移動して、カートを押してくれるれんくんの隣を歩く。さっきまでとは違って繋がれていない手を少し寂しいなんて思ってみたり。
「…れんくん、食べたいものある？」
目黒「んー………チョレギサラダ！」
「そんな簡単なのでいいの？」
目黒「あ、あとチゲ鍋！」
「ふふ、れんくん、チゲは韓国語でお鍋って意味なんだよ」
目黒「………そうなの！？」
へ〜知らなかった！と目をきらきらさせているれんくん。可愛い一面ゲット。たしかユウタくんも同じ反応してたなぁ。
「ん〜、じゃあキムチチゲにしよう！」
目黒「あんまり辛くないやつね」
「日本のキムチは辛くないから大丈夫だよ！たぶん」
目黒「…たぶん……」
じーっとわたしが手に取ったキムチを眺めるれんくん。
「これ、わたし食べたことあるけど辛くなかった」
目黒「まじで？本当？」
「まじで！本当！」
そっか、と笑ったれんくんはわたしの頭を優しく撫でた。
…………神様、わたしの心臓はいつになったら落ち着いてくれるのでしょうか。
＿＿＿＿＿
@rinrinmtr 恐れ多くもTwitter始めてみました(小声)
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リン(プロフ) - 凛子さん» ご指摘ありがとうございます🙇♀ (2022年8月20日 18時) (
レス) id: e93f4c18aa (このIDを非表示/違反報告)
凛子(プロフ) - 18ページの남편 ですが、韓国だと敬称をつけるので남편님が正しいかと思います^ ^ウギョル好きで更新楽しみにしています〜頑張ってください^ ^ (2022年8月19日 18時) (レス) @page18 id: 27fb3368d0 (このIDを非表示/違反報告)
りかちゃま(プロフ) - ウギョル好きで良くみてたので、懐かしい〜って感じで面白いです👏👏素敵なお話ありがとうございます💜 (2022年8月9日 21時) (レス) @page21 id: 09587eedf4 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - こんな小説読みたくて見つけて嬉しいです！更新楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月14日 15時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 続編はないんですか？終わりになってしまってるので。 (2020年12月17日 1時) (レス) id: b254dee173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2020年4月1日 15時
