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れんくんはまるでわたしの親に挨拶をするかのようにマネオンニをしっかり見ながらそう言った。
その目に曇りは一切感じられなくて、まるで本当にわたしのことが欲しいと言っているようだった。
「…れんくん、ごめんね、オンニはメンバーの事すごく大事にしてくれてて……」
目黒「うん、だから俺もちゃんと伝えなきゃと思って」
ソミ「……わたしも昔はメンバーたちと一緒に練習を共にしていました。でも夢を諦めて事務所も去ろうとしていた時、引き止めてくれたのがAを筆頭としたRed Velvetのメンバーです。わたしたちがオンニの夢を叶えると、そう言ってくれたんです。だからわたしはスタッフとして事務所に残り、彼女たちのメインマネージャーになった。」
「オンニ、」
目黒「……そうなんですね」
ソミ「ひどい言い方をしますが、ウギョルは踏み台だと思っています。もちろんあなたの事もわたしはそう思ってる。ウィンウィンな関係でいたいのであればあなたもAの事は踏み台として見てください」
目黒「それは無理ですね。俺もグループのためにと思ってこの仕事を受けたけど、それ以前にAちゃんはもう俺にとってかけがえのない大切な存在です。…なんていうのかな、仕事のパートナー的な……まぁ俺の事は踏み台と思ってくれていいっすよ。けど、俺にとっては大切な仕事のパートナーです」
ソミ「……………ああもう悔しい！！！」
「「え？」」
わたしとれんくんの声が重なる。
…ああなんだ、そういうことか。
「ごめんれんくん……オンニ、れんくんの事試してたみたい…」
目黒「え？どういうこと？」
ソミ「化けの皮剥いでやろうと思ったのに…………！」
「あ〜もうオンニ、もう分かったでしょ？れんくんはいい人だよ？」
目黒「俺、合格ってこと？」
ソミ「合格ではないですね！可もなく不可もなく！です！！！」
びしっとれんくんを指差したマネオンニ。…わたしはどこで道を踏み間違えたのか、オンニはいつからわたしに過保護なのか。……昔からか、そっか…。
「ごめんねれんくん…」
目黒「いーよいーよ、全然大丈夫」
ううう、と泣き真似をするオンニを抱きしめながられんくんに声をかけると、またれんくんはわたしの頭を撫でようと手を伸ばす。
……それはもちろん、マネオンニの危機察知能力により阻止された。
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リン(プロフ) - 凛子さん» ご指摘ありがとうございます🙇♀ (2022年8月20日 18時) (
レス) id: e93f4c18aa (このIDを非表示/違反報告)
凛子(プロフ) - 18ページの남편 ですが、韓国だと敬称をつけるので남편님が正しいかと思います^ ^ウギョル好きで更新楽しみにしています〜頑張ってください^ ^ (2022年8月19日 18時) (レス) @page18 id: 27fb3368d0 (このIDを非表示/違反報告)
りかちゃま(プロフ) - ウギョル好きで良くみてたので、懐かしい〜って感じで面白いです👏👏素敵なお話ありがとうございます💜 (2022年8月9日 21時) (レス) @page21 id: 09587eedf4 (このIDを非表示/違反報告)
だいふく(プロフ) - こんな小説読みたくて見つけて嬉しいです！更新楽しみにしています。応援してます！ (2021年4月14日 15時) (レス) id: 66cabf43f7 (このIDを非表示/違反報告)
まいまい(プロフ) - 続編はないんですか？終わりになってしまってるので。 (2020年12月17日 1時) (レス) id: b254dee173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2020年4月1日 15時
