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ゾーヴニー
side 宏太

遅い...


今いる自分の部屋にはカチ､カチと時計の進む音だけが響いている
指定された時間から既に15分が経過している


宏「...はぁ...」


ソファーに座っていた宏太が腰を浮かすと同時に、インターホンがなった


宏「やっと来たか、
はい、開いてるよ」


玄関の横についてる機会に向かって返事をし、視線を玄関扉に移した


大「宏兄！！」


宏「いらっしゃい、大ちゃん」


大「久しぶりの宏兄の家だ！
んー！落ち着く...」


宏「こっち来るの大変なんだろ？
伊野尾辺りが激怒してそうなんだけど？」


大「慧ちゃんは許してくれるタイプだよ
パスも慧ちゃんがくれるんだ！
ただ、ほかの人が過保護でね...
今日もこっちに来ること言ってない」


宏「ん、そっか
後で涼介来るよ、一緒にゲームする？」


大「涼介来るの！？
うん！する！」


目きらきらさせて、相変わらず可愛いな


宏「じゃあジュースとお菓子買いに行こっか」


大「うん！！」

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