四十九 移行しました ページ50
side 伊野尾
あーあ、やばいな
薮にも知念にも怒られるのか...
((トン トン
薮「はい」
執事「お坊ちゃま、お待たせ致しました
それと、旦那様から伝言で
明日の朝、部屋に来なさい、とのことです」
薮「分かった
ありがとう」
執事「いえ、失礼致します」
薮「はい、これ」
伊「ありがとう」
知「ありがと、
...っわ!
美味しい...」
伊「確かに、美味い」
薮「だろ?
結構有名な所のオレンジジュースなんだよ」
知「宏太がジュース飲むなんて、イメージ湧かない」
薮「いや、これは大ちゃん用」
なるほどね、
薮「...さて、
伊野尾、質問していいか?」
伊「あー、うん」
薮「お前、大ちゃんと付き合ってんの?」
伊「.....うん、そうだよ」
薮「やっぱりな...」
知「花火大会の途中ででしょ?
なんでそんな急に?」
伊「...」
薮「伊野尾」
伊「...言えない」
知「っ、!
涼介に宣戦布告したんなら目の前で告りなよ!」
伊「...タイミングだってあるだろ
俺はその時に伝えたかった」
薮「お前、宣戦布告なんてしたのか?」
伊「うん、山田が伝えるって聞いたから左右は違うけど髪型同じにした」
薮「なのに2人きりのタイミングで告っちゃったと...
...お前、大ちゃんに何もしてないよな?」
いくらせがまれたとは言え、キスしたなんて言ったら殺されるよね??
伊「...」
知「伊野ちゃん?」
薮「お前...」
2人の声、完全に怒ってます...
俺、16にして死す?
知「言って、どこまでしたの」
伊「...キス
フレンチだけど」
薮「おい、ふざけんなよ?」
伊「でも!
...いや、なんでもない」
知「でも、何?」
伊「だから」知「なんでもなくない!」
知「話して!
大貴のことなんでしょ!?」
伊「...
っ、分かった
でも、大ちゃんにも他の誰にも、絶対言うなよ」
知「((ビク」
薮「!?
...分かった」
思ったより低い声が出て、知念が怖がり、薮が目を見開いたのが分かった
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作者名:MOA 橙 | 作成日時:2018年8月15日 14時